【福島牝馬S予想2021】苦戦続きのアフランシール、巻き返しに期待

記事「【福島牝馬S予想2021】苦戦続きのアフランシール、巻き返しに期待」のサムネイル画像

新潟競馬の土曜メインレースは、1着馬にヴィクトリアマイルの優先出走権が与えられる福島牝馬ステークスです。フルゲート16頭に登録19頭と、人気のレースとなっています。

過去10年の勝ち馬を見ると、オールザットジャズが1番人気で2012年、2013年と連覇を果たしているものの、それ以外の年では1番人気馬が勝てず苦戦するレースともなっています。また、本番のヴィクトリアマイルで勝利した馬はまだ出ていませんが今年のメンバーは果たしてどうなるでしょうか。

二桁人気馬が連対するケースも多いだけに、穴馬の台頭も見逃せないところですが、今回注目したいのはハーツクライ産駒のアフランシールです。

美浦・尾関厩舎の管理馬で、ブランボヌールやビアンフェといった重賞でも結果を残している兄弟を持つ良血馬です。今回は丸田騎手とのコンビで挑む予定となっています。

戦績を見ると、最近では芝1400mで結果を残してきていることもあり、今回の芝1800mの距離設定は厳しいと思われますが、過去の戦績をみると【1-0-0-2】と、1800mでの勝利経験もあり、また新潟コースは昨年の新潟日報賞で勝利し、1戦1勝となっています。

ここ3戦は二桁着順と見せ場が作れない競馬が続いていますが、前走の京都牝馬Sでは痛恨の出遅れとなっており、休み明けに加え、思うような位置取りで競馬ができていないこともあり、叩き2戦目で良化も見込める今回は、距離延長に目をつぶっても穴馬として狙えそうです。

また、除外馬が3頭となっていますが、出走順では7番目ということで除外を気にせず仕上げられるのも強みで、騎乗する丸田騎手も穴馬に載せると怖い騎手の1人という点も期待をかけたい要因の一つとなります。

秋華賞2着の実績もあるパラスアテナや、重賞キャリア豊富なシゲルピンクダイヤなどの参戦もありますが、穴馬としてアフランシールは覚えておいてほしい1頭ですね。