【サウジアラビアRC考察】逃げの遺伝子を受け継いだ新種牡馬産駒を狙え!

札幌2歳Sではロックディスタウンが新種牡馬オルフェーヴルに初重賞をプレゼントしました。次に続く種牡馬は一体どの馬かといった中、第3回サウジアラビアロイヤルカップではやはりロードカナロア産駒で距離延長も難なくこなしたステルヴィオに注目が集まっています。

エイシンフラッシュ産駒にノヴェリスト産駒など新種牡馬の品評会の様相を呈してきた多彩なメンバー構成。ディープインパクト産駒も参戦してきており馬券検討にも非常に悩ましい混戦となりましたが、ここではこの新種牡馬、シルポートの産駒ハクサンフエロに狙いを定めてみました。

ハクサンと言えば代表馬はムーンが思い浮かぶかと思いますが、父シルポートの遺伝子を受け継ぎフエロも逃げの気持ち良い馬です。美浦・牧厩舎の管理馬で、石橋脩騎手で参戦予定となっています。

未勝利脱出はデビューから三戦目と遅めですが、その全てでハナをきってスタートしています。相手関係など無視とばかりにハナを切るトップスピードの持ち主。

フルゲート必至の今回、まだまだ海の物とも山の物ともつかない若駒達のレースになりますが、ハナを切る馬だけはわかりやすい展開となっています。府中のマイルを逃げ切るのは至難の業ではありますが、父もマイルで穴をあけて来た馬です。この点も遺伝子を受け継いでいるとしたら、ステルヴィオに注目の集まる今回は狙い目です。