【関屋記念2021予想】前残り狙いならアノ馬!

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新潟競馬の日曜メインは、夏のマイル重賞「関屋記念」です。サマーマイルシリーズの第3戦で、現在首位タイのアンドラステとロータスランドが揃って出走してきており、サマーマイルの結果を占う大事な一戦となっています。

他のメンバーも虎視眈々と狙っている中、3歳から唯一の出走となったNHKマイル2着のソングラインをはじめ、昨年の覇者サトノアーサー、重賞未勝利ながらも重賞常連のシャドウディーヴァ、今年の東京新聞杯を制したカラテ、中京記念5着のロータスランド、約2年以上の長期休養明けの出走となるパクスアメリカーナなど、多種彩々なフルゲート18頭のメンバーが出走してきました。

そんな中で注目しているのは、4歳牝馬のクリスティです。前走は果敢にG1ヴィクトリアマイルに出走し、逃げて10着大敗。スローペースでうまく逃げたものの、勝ったグランアレグリアはともかく、2着馬とは0.6秒差と大きくは負けていません。今回はローカルG3ということで相手関係は随分楽になってくるでしょう。

不安があるとすれば新潟外回りの600mを超える長い直線でしょうか。ただ、ここ10年の関屋記念の結果を見てみますと、意外に前で競馬をした馬が残ってます。昨年も8番人気だったトロワゼトワルが逃げて2着になっており、その他にも逃げた馬が3着以内に入った年がここ10年で4回あり、逃げ以外で3番手以内の馬だけでも10年間で3着以内に9頭もいるなど前残りが目立っています。ここ2走逃げているクリスティですが、逃げない競馬もできるので、展開的にも十分チャンスはあります。

さらに、鞍上デムーロ騎手も最近はルメールほどの勢いはなくなったものの、現在リーディング11位のトップジョッキーであることは間違いないですし、関屋記念も今年で7年連続で騎乗しています。今回騎乗するジョッキーの中では一番多く、関屋記念のベテランと言って良いでしょう。

前残り傾向は向きそうで、同レースベテランのデムーロ騎手の好騎乗に期待したいと思います。