【クイーンC予想2021】超良血アカイトリノムスメ、大舞台向けて出世レースへ

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偉大な父、母を超えることが難しいのは馬に限らず人間も一緒かもしれませんが、両親ともに三冠馬となるとハードルの高さや掛かる期待も桁外れとなるのではないでしょうか。

今週土曜、東京メインレースに組まれているクイーンカップに出走予定のアカイトリノムスメは父ディープインパクト、母アパパネの三冠馬同士の配合にして、この組み合わせでの4頭目の産駒です。2番めの兄ジナンボーが重賞で善戦するなど一定の活躍もしており、一足飛びにG1馬への期待も込めて応援したい一頭です。

デビュー戦は出遅れもあり1番人気7着と期待を裏切る内容となってしまいましたが、続く牝馬限定未勝利戦ではゴール前で差し切る競馬で勝利し、続く赤松賞も同じように後方待機から末脚を伸ばす競馬で3戦2勝となっています。

前走代打騎乗となった横山武史騎手から戸崎騎手へと手綱が戻りますが、ここ2戦ともに東京競馬場の芝1600mで連勝していることもあり、今回は相手関係も強化されるものの期待出来る舞台。ここで2着以内が確保できれば桜花賞出走への賞金は確保できそうなだけに、3連勝なるかも含め注目です。

過去10年の勝ち馬をみると、2011年のホエールキャプチャ、2012年のヴィルシーナ、2016年のメジャーエンブレム、2019年のクロノジェネシスといったG1馬を輩出しており、いずれの馬も1,2番人気支持で勝利していることから、アカイトリノムスメも同じような出世が遂げられるか、当日の単勝オッズも気になるところです。

また2着馬にも注目しておきたいレースで、2015年のミッキークイーン、2017年のアエロリットがG1制覇を成し遂げており、昨年2着のマジックキャッスルは秋華賞では穴人気にはなったものの無敗で3冠制覇となったデアリングタクトの2着に食い込んでおり、今年も1,2着馬の今後には注目していきたいですね。