秋華賞馬アカイトリノムスメが引退、今後は繁殖馬に

昨年の秋華賞を制したG1馬アカイトリノムスメ(牝4、国枝栄厩舎)が、12日付で競走馬登録を抹消し、現役を引退したことが明らかになった。今後は繁殖馬となる予定だが、行き先は未定となっている。

同馬は2020年8月に新潟の芝1600mでデビュー。デビュー戦は7着に敗れたが、未勝利、1勝クラスと連勝し、3戦目でクイーンCを制し重賞初制覇を達成。同年の桜花賞・4着、オークス・2着、秋華賞・1着と牝馬三冠で活躍。今年初戦の阪神牝馬Sで本馬場へ入場したものの、右後肢ハ行となり競走除外に。その後、右第3趾骨の骨折が判明し、休養に入っていた。

アカイトリノムスメは父ディープインパクト、母アパパネという牡牝三冠馬を親に持つ良血馬。通算成績は8戦4勝、うち重賞2勝。アカイトリノムスメ号、お疲れさまでした。