【JRAクイーンステークス2021予想】最終追い切り・調教内容が高評価の馬トップ3は?

夏の女王決定戦「クイーンS」へ向けて各馬が最終追い切りを終えてきました。今回は追い切り映像やタイム、1週前の内容などから総合的に好調馬を判断し、とくに評価が高かった馬を3頭ピックアップしてみました。

テルツェット(牝4、和田正一厩舎)

7/28(水)函館・W(良)5F69.8-4F54.4-3F39.3-1F12.5(馬なり)

函館のWで単走。全体時計はそこまでも、外を回りながらしっかり加速ラップを刻んで脚を伸ばし、抜群の行きっぷりで終いは12.5の好時計をマーク。1週前は美浦のWで2頭併せを行い、5F67.6-1F12.4をマークして併入しました。相変わらず手前替えにやや手間取るところがありましたが、その後は推進力に満ちたフットワークは光るものがありました。いつも通り馬なり中心の軽めの内容でしたが、しっかり態勢は整っている印象です。

ドナアトラエンテ(牝5、国枝栄厩舎)

7/28(水)函館・W(良)5F68.3-4F52.7-3F39.2-1F12.5(馬なり)

函館のWで2頭併せ。僚馬マジックキャッスルを2馬身追走し、4コーナーで内から差を詰めると、直線は余力残しで併入しました。馬なりで流す程度の内容でしたが、全体時計は自己ベストに近く、併走馬を楽に圧倒と好内容の追い切りを消化しました。1週前は美浦の南Wで2頭併せを行い、5F65.3-1F12.2をマークして併入。4F50秒台と時計も十分で、ここでも併走馬に馬なりであっさり追走併入しており、万全な状態に仕上がっている印象です。

クラヴァシュドール(牝4、中内田充厩舎)

7/28(水)函館・芝(良)5F65.8-4F50.9-3F37.6-1F11.6(馬なり)

藤岡佑介騎手を背に函館の芝で単走。序盤はゆったりと進め、馬場の外をまわって追われると、鋭く反応して伸びてラスト1Fは11.6の好時計をマーク。ゆっくり入ってしまいを伸ばす形で追われ、メリハリのある追い切りを消化しました。輸送後はイレ込むところがある馬でしたが、18日に函館に入厩後、1週前はWコースで5F69.7と順調に調整されています。無事輸送もクリアし、滞在競馬でしっかり態勢は整った印象です。