【レパードS予想2021】ダート界の登竜門!ハンディーズピークやルコルセールなど出走予定馬を考察

3歳馬限定で行われる今年最後のダート重賞「レパードステークス」が新潟競馬場で開催されます。2009年に勝ったトランセンドや2012年に勝ったホッコータルマエ、2016年の2着馬のケイティブレイブなどがその後ダートG1競走で勝利していることからも、ダート界の登竜門と言ってもいいレースでしょう。今回は出走予定馬の中でも上位人気となりそうな有力馬3頭をピックアップしてみたので、各馬を考察してみたいと思います。

ハンディーズピーク(牡3、大久保龍厩舎)

前走の西部スポニチ賞を快勝したハンディーズピーク。その前走は好位からしっかりと後続を完封する強い勝ちっぷりで、7頭立ての少頭数でしたが、古馬相手に勝ちきった点は高く評価したい点です。新潟は初となりますが、左回りは中京で2勝を挙げており適性は問題なし。ここまで4戦3勝とまだ底を見せておらず、まだまだ上のクラスでもやれそうな雰囲気を感じさせてくれる1頭です。

ルコルセール(牡3、堀宣行厩舎)

前走の渡島特別を快勝したルコルセール。ダート転身後3連勝中と好調で、今回は100mの距離延長がポイントとなりそうです。前走はスタートで少し立ち上がりが遅れてしまいましたが、早めに前を行き、外々を回って3番手から追走。力まず余力を残して完勝と強い勝ちっぷりでした。ダートと障害で重賞を制したソロルの半弟、伯父には03年のフェブラリーSなどを制し、ダートで一時代を築いたゴールドアリュールと血統面の後押しも十分。重賞でも十分通用しそうな気配です。

メイショウムラクモ(牡3、和田勇介厩舎)

前走のいわき特別を7馬身差で圧勝したメイショウムラクモ。芝のデビュー戦で15着大敗後、ダートへ転身。転身後は3勝、2着1回、3着1回、4着1回と好成績で、伸びしろもまだまだあります。2走前の伏竜Sは2着でしたが、勝ち馬はジャパンダートダービー2着のゴッドセレクションなら仕方ないとも言えるでしょう。スピード能力の高さはこれまで戦ってきた相手よりも段違いに高く、初の重賞となりますが好勝負は十分可能でしょう。