13日、阪神競馬の開幕戦「第29回セントウルステークス」(G3、阪神)を優勝したのは10番人気のアクティブミノル(牡3)だった。勝ちタイムは1分7秒8で、昨年夏に2歳時で出走して優勝した「函館2歳ステークス」(G3、函館)に続く重賞2勝目を達成した。
アクティブミノルは同レースが5ヶ月ぶりの休み明けで、1200mという距離も約1年2ヶ月ぶりであった。しかし、好スタートを決めて勢い良く先頭に立ったアクティブミノルは、最後の直線でも脚色が衰えず、その走りは終始ブランクを感じさせなかった。後方11番手から差し脚を伸ばしてきた1番人気のウリウリ(牝5)もクビ差で抑え、見事に逃げ切ってフィニッシュした。ウリウリとクビ差の3着には5番人気のバーバラ(牝6)が入着した。
夏のスプリントシリーズの最終戦を優勝したアクティブミノルはこれで1200mは3戦3勝をあげ、来月の「第49回スプリントシリーズS」(G1、中山)への出走に期待が高まるレースぶりとなった。