【札幌2歳S予想】時計の比較ならこの2頭!

キャリアの浅い若駒同士が競う2歳重賞ということで、新しい顔ぶれを見るだけでも楽しめる同レース。

未知数な馬がほとんどで難解な一戦ですが、夏の北海道シリーズで一番パフォーマンスが高かったと感じたのは、トップキャストです。

単純に時計比較ならこの馬が最上位でしょう。1000m通過60秒2と新馬戦としては速い流れで逃げ、2着馬のシンティレーションに3馬身半をつけて1分48秒5の好時計で快勝。逃げたのもスピードの違いで先頭に立っただけで、ラップも新馬戦では珍しいくらいの好ラップでした。2着馬のシンティレーションはしっかり次走の未勝利戦を勝ちきっており、レースレベル自体も評価して良いでしょう。

新馬戦を大差逃げ切り勝ちも次走はさっぱりというパターンは多いですし、逃げ有利な函館が舞台だったということもあるので凡走する可能性も十分ありますが、次走が一番楽しみな1頭ということでトップキャストを本命視したいと思います。

続いて対抗ですが、こちらも新馬戦を好ラップで快勝した馬を選出。その馬は、新種牡馬ドレフォン産駒期待の星、ジオグリフです。

東京1800mで行われた新馬戦を先行策から楽々と抜け出し、上がり最速33秒3の決め手で快勝。レース上がり4F45秒3のハイラップは優秀で、こちらも時計だけなら世代上位です。

最終週の札幌の洋芝というタフな舞台ですが、母アロマティコはクイーンS・2着と洋芝実績もある実力馬ですし、根本はダート血統なのでこなしてくれる可能性は十分あります。新種牡馬ドレフォン産駒の初重賞勝利もかかっているだけに、注目度は高い1頭です。

ということで今年の札幌2歳Sは本命トップキャスト、対抗ジオグリフという予想で勝負したいと思います。いずれも人気馬で妙味は少ないですが、2頭に絞った少点数で狙い撃ちしたいと思います。