【京成杯オータムH結果】伏兵フラアンジェリコが波乱を演出!

13日、中山競馬場で開催された「第60回京成杯オータムハンデキャップ」(G3、中山)を制したのは、単勝13番人気のフラアンジェリコ(牡7、田辺裕信騎手)だった。

フラアンジェリコはレース序盤は最後方からの競馬で進めた。4コーナーでもまだ後方2番手で、直線を迎えても序盤は前が開かずに進路の確保に苦戦した。しかし、僅かに空いたスペースを突いてこじ開け、その後は7頭が横並びとなったゴール前でハナ差抜け出し、1分33秒3のタイムでゴールした。

2着には好位追走の内から脚を伸ばして一旦先頭に立っていた11番人気のエキストラエンド(牡6、吉田隼人)が入着した。さらにハナ差の3着には7番人気のヤングマンパワー(牡3、松岡正海)が入着した。
勝馬フラアンジェリコは、2010年にデビューしてから通算37戦目にして初の重賞勝利を達成した。鞍上の田辺騎手は昨年のクラレントに続き、2年連続で2勝目の連覇を達成し、人馬ともに嬉しい勝利となった。

13番人気、11番人気、7番人気という着順結果となり、馬単で13万8千円、3連単で227万円という高額配当を出し、中山の開幕戦はハンデ戦らしい波乱のレースとなった。