【有馬記念2016予想】せっかくのクリスマス!今日くらい好きな馬を本命にしてみよう!

メリークリスマス!本日は世界的にも大変めでたい日ではありますが、今年のクリスマスは我々日本国民にとってもう一つとても大事な行事が行われる日でもあります。

そう、有馬記念の開催日です!

都心部の駅にデカデカと貼られた有馬記念の広告。「これはもう、国民的行事だ!」と広告で謳われているように、有馬記念は年末の風物詩として国民的人気を誇る1年最期のお祭りです。

さて、いよいよ本日開幕となるわけですが、皆様予想はまとまりましたでしょうか?筆者はギリギリまで悩むことになりそうです。年末最期のお祭りということで大きくを買いたいところではありますが、豪華な上位人気を見る限りでは堅い決着になる可能性が高いように思えてきます・・・。

人気TOP3を考察!キタサンブラック、サトノダイヤモンド、ゴールドアクターの不安要素とは?

ジャパンCを制し今回も勝率100%の1枠1番に入ってきたキタサンブラックに、複勝率100%の最強3歳馬サトノダイヤモンド、昨年の覇者で中山巧者のゴールドアクターといった上位人気勢の取捨選択に頭を悩ませているファンも多いことでしょう。今一度この上位3頭についてしっかりと考察してみたいと思います。

まず、キタサンブラックですが、ジャパンCを華麗に逃げ切り勝利し、3連続で勝ち枠を引くという強運も兼ね備えた4歳馬。逃げ馬にしても上がり33秒使ったレースもあり、番手からも競馬ができるという器用な馬です。馬主は演歌歌手の北島三郎で鞍上は武豊。オーナー・騎手・馬、全員がスーパースターというなんとも豪華な面々によって陣営が組まれております。

もはや死角はナシという感じで、とにかく外す理由が少なすぎます。正直、庶民派の筆者からしてみれば「嫉妬心」で消すか、「何となく3度目はなさそう」といったようなしっかりとした根拠のない外し方しかできそうにありません。

次に、サトノダイヤモンドですが、通算7戦の成績は【5-1-1-0】と優秀で、皐月賞3着、ダービー2着、菊花賞1着とクラシックを賑わせた世代屈指の実力馬です。今回初めて古馬と対戦することになるので力がどこまで通用するか?というところを見極めるのが重要なポイントだと思います。

期待感の方が大きいというファンにとっては不安要素にはならないかもしれませんが、相手が相手ですから慎重にならざるを得ません。この馬の取捨選択については「期待感が不安要素を上回るかどうか」という点に尽きると思っております。

そして、最期にゴールドアクターですが、今年は連覇がかかっておりジャパンCで逃した3億円をここで何とか獲りたいところでしょう。ジャパンCは4着に敗れましたが、太め残りだったのは明らかで、今回はしっかり絞ってきております。中山コース【4-1-0-1】は得意ですし、昨年はキタサンを交わし、サウンズの追撃もしっかり封じて勝っているという経験があります。

不安要素をあげるとすればイレ込みでしょうか。ジャパンCで負けた敗因の1つでもありますし、春の天皇賞(12着)もこれが原因です。東京から得意のコースに戻ってきましたので、落ち着いてレースができるかどうかというところがポイントになると思います。春天の時のようにパドックからイレ込みがひどいようなら消しです。

せっかくのクリスマスです。今日くらい好きな馬を本命にしてみましょう!

以上、3頭の人気上位をまとめてみましたが、こうして見るとこれと言った不安要素が見当たらないキタサンブラックが本命で間違いなさそうに思えますね。「じゃあ素直に本命にすればいいのに?」と言う方もいらっしゃるでしょう。「そうですね、そうなんです・・・いや!でも!」・・・と、このようにそれでも悩んでしまうのは、おそらく他の馬に対する期待感があるからでしょう。3歳馬への期待、巻き返しの期待、復活の期待、伏兵台頭の期待、などなど・・・いろいろな方が各々の期待を胸に予想されていることだと思います。

有馬記念は普段から競馬をしない人も馬券を買って楽しむ特殊なレースです。おそらくそれが有馬記念が好きな馬を買うレースと言われる所以なのかもしれないですね。年末最期のビッグレースくらい、期待している好きな馬を買ってみるのも良いのではないでしょうか?