2015年に最優秀2歳牝馬に選ばれたG1・2勝馬のメジャーエンブレム(牝4、田村康仁厩舎)が、現役を引退することが年明け4日に同馬を管理するサンデーサラブレッドクラブから発表された。
メジャーエンブレムは昨年の春にNHKマイルCを優勝した後、ノーザンファーム天栄に放牧に出されていたが、左後脚に痛みが出て長期休養中であった。秋は秋華賞のトライアルレースの紫苑Sで復帰する予定であったが、脚の痛みが引かずに同競走も回避した。怪我に関する詳しい情報は未だ発表されておらず、繁殖に入るかどうかも未定。4日時点で分かっていることは現役引退をするということだけである。
メジャーエンブレムは昨年末の有馬記念をサトノダイヤモンドで制覇したC.ルメール騎手のお手馬で、今後は古馬との対戦が楽しみだっただけに残念だ。G1・2勝の若い馬なだけに繁殖に上がれることを願うばかりだ。
年始から残念なニュースとなったが、クラブから更に詳しい情報が発表されるのを待ちたい。