【凱旋門賞2021】ディープボンドはM.バルザローナ騎手へ乗り替わり

10月3日に仏のパリロンシャン競馬場で行われる「第100回凱旋門賞」に出走を予定しているディープボンド(牡4、大久保龍志厩舎)の鞍上が、C.デムーロ騎手からM.バルザローナ騎手へ変更となったことが明らかになった。

C.デムーロ騎手は主戦騎手契約により、同じく同レースに出走するラービアー(牝4、JC.ルジェ厩舎)に騎乗。ラービアーは前走ドーヴィル競馬場で行われたG2ポモーヌ賞を快勝しており、凱旋門賞の前日に行われるG1ロワイヤリュー賞と両にらみとなっていた。C.デムーロ騎手は同馬の主戦騎手を務めており、凱旋門賞参戦が決定したことにより同馬への騎乗が決まった。

急遽コンビが決まったM.バルザローナ騎手とディープボンドは29日に初コンタクト。エーグル調教場の芝周回コースで最終調整を行い、6Fの単走追いで感触を確かめた。

前走のフォワ賞を勝ったコンビからの乗り替わりは残念だが、今年はフランスで128勝を挙げてリーディング2位につけているバルザローナ騎手が空いていたことは、不幸中の幸いだったとも言えそうだ。