7日、大井競馬場ではJBCレディスクラシックへ向けた一戦、「レディスプレリュード」が開催。2011~2018年までは同レースで4着以内に入っていた馬がJBCレディスクラシックを制覇しており、本番の好走馬を多く輩出している重要度の高い前哨戦だ。
JRA勢は5頭が出走。中でも注目したいのは昨年4着のレーヌブランシュだ。その後のJBCレディスクラシックでは5着と届かなかったが、今年は同条件のTCK女王盃で2着に好走しており、大井の舞台へ戻ってきたここは好勝負に期待したい。
春は川崎のエンプレス杯・5着、阪神のアンタレスS・10着、東京のブリリアントS・12着と近走は敗続きだが、得意舞台でメンバーが一気に楽になるここは巻き返しのチャンス十分。混合戦の惨敗続きが精神面に悪い影響を与えていないかやや心配だが、賞金的にここを勝たなければ希望の牝馬限定重賞へ駒を進めることも厳しくなる故、陣営も本気度を高めてくるはず。
昨年の同レースは不良馬場で4着。パワーのある馬なので、良馬場で開催できそうな今年は勝ち負けになりそうだ。また、昨年はゲートをうまく出れなかった点も敗因の一つとしてある。「もうひとつ前のポジションが欲しかった」と鞍上の松山騎手もレース後にコメントしているように、ゲートがうまく出れていれば上位に食い込んでいた可能性は高い。
得意の大井で今年は良馬場開催。昨年の負けを糧に、今年は好位からの競馬で巻き返しに期待したい。