2017年1月21日(土)に、マカオのタイパ競馬場で開催される「International Mixed Doubles Jockeys Challenge(マカオ国際男女混合ジョッキーズチャレンジ)」に、武豊騎手と藤田菜七子騎手がJRAの代表として参加することが昨年12月16日にJRAの公式ホームページで発表された。年が明けた1月12日(木)、騎手両名はJRAに海外渡航届を提出した。
現地のマカオジョッキークラブの公式ホームページでは、選手の陣容を紹介する記事の冒頭の一行目から「日本競馬の伝説・武豊が、マカオ行きを決めたスター騎手のラインアップの先頭に立つ」と書かれ、早くも現地で注目の存在となっている。
海外からも高い評価を受けている武豊騎手は貫禄の遠征となる一方で、最近は国内でも話題にのぼらなくなってしまったデビュー2年目となる藤田菜七子騎手。同期の木幡巧也騎手が昨年45勝をあげJRA賞の「最多勝利新人騎手」を受賞する中、藤田騎手は32期生の中では一番勝利数が少ない6勝だった。3月にはひとつ下の世代がデビューしてライバルも増える。このジョッキーズCで良い成績を残して、再ブーム到来といきたいところだ。
このジョッキーズCは世界各国から男女6人ずつの騎手が集まり、レース名の「Mixed doubles(混合ダブルス)」にもあるように、抽選で男女のダブルスのチームを作り、3レースによるポイント制でチームの優勝を競うといった内容となっている。
■得点・基本ルール
【男性騎手】
・1着 15p
・2着 9p
・3着 6p
・4着 4p
・5着 3p
・6着 2p
・7着~ 1p
【女性騎手】
・1着 20p
・2着 12p
・3着 8p
・4着 5p
・5着 3p
・6着 2p
・7着~ 1p
※出走取消など、騎手の責任によらない理由で騎乗できない場合は、2ポイントが与えられます。(競走中止の場合は1ポイント)
■参加騎手
【男性騎手】
・武豊(日本)
・O.ドゥルーズ(香港)
・M.セヨン(韓国)
・L.コラレス(マカオ)
・A.カルダー(ニュージーランド)
・M.ヌネス(シンガポール)
【女性騎手】
・藤田菜七子(日本)
・K.マリオン(オーストラリア)
・J.アウベス・ヂ・レモス(ブラジル)
・E.フィネガン(アイルランド)
・K.ヘソン(韓国)
・J.デイビス(アメリカ)
■レース
【第1戦】
芝1500m(レーティング 85-60)
【第2戦】
芝1200m(レーティング 85-60)
【第3戦】
芝1500m(レーティング 95-70)
■賞金額
1位 120,000香港ドル
2位 70,000香港ドル
3位 40,000香港ドル
4位 20,000香港ドル
5位 15,000香港ドル
6位 10,000香港ドル