トレヴ凱旋門賞3連覇へ!前哨戦完勝し王手待ったなし

フランス・ロンシャン競馬場で開催される凱旋門賞。海外で開催されるレースの中でも日本においては一番知名度が高いのではないでしょうか?

このレースに2013年、2014年の2年連続優勝を遂げたトレヴが、先日同競馬場で開催される凱旋門賞の前哨戦フォワ賞・ニエル賞・ヴェルメイユ賞のうち唯一のG1であるヴェルメイユ賞に出走したトレヴが見事優勝を収めました。

これでトレヴの戦績はこれまで12戦9勝となりました。これで3年連続凱旋門賞の前哨戦にヴェルメイユ賞を走りましたが、過去の成績も合わせると1着、4着、1着。昨年はヴェルメイユ賞で4着ということもありましたが、2013年の凱旋門賞後は勝ちがなかったところからの優勝・連覇となったから余計に驚きましたね。

今年は負けなしでここまで来ています。ここまで好成績を残している馬が繁殖入りしていないということは欧州競馬では非常に珍しいため、本気で凱旋門賞3つ目をとり、歴史に名を残す自信に満ちているのではないか?そんな風にかんじます。現在、牝馬が4連勝中の凱旋門賞、5歳にして上り調子のトレヴであれば決して不可能ではありません。

近年は凱旋門賞挑戦も増え、2010年から5年連続日本馬の出走、その間ナカヤマフェスタ、オルフェーヴルが合計3度の2着と史上初の日本競走馬による凱旋門賞制覇もあるのではないかと期待していたところに、今年登録していた5頭が怪我や引退、不調などで次々出走取り下げ、久々に日本場の出走もなく、今年の凱旋門賞は(日本国内においては)若干盛り下がるのではないかと思いましたが、トレヴによる前人未到・史上初の3連覇がかかっているとなれば、時差もなんのその、精一杯生放送で観戦したいと思います!