21日(土)の若駒ステークス(OP、京都・芝2000m)に出走予定であったヴァナヘイム(牡3、栗東・角居勝彦厩舎)が、左前脚膝の第三手根骨骨折のため同レースの出走を取り消しすることが20日に明らかになりました。
18日の最終追い切り後に歩様に硬さが見られたため、20日は精密検査が行われ、骨折が判明。全治は6ヶ月以上の診断となり、近日中に滋賀県にあるノーザンファームしがらきへ放牧へ出される予定となっています。
ヴァナヘイムは父キングカメハメハ、母グルヴェイグ、母父ディープインパクトの良血。デビュー戦での圧勝ぶりからも当然「クラシックでも」と期待される1頭でした。若駒Sでも1番人気の最有力候補だっただけに、出走回避を残念がるファンも多そうです。
骨折は調教後の骨折で、幸いにも大きな骨折に至ることはありませんでした。しっかり休養してもらい、秋のビッグレースでの活躍に期待して待ちたいと思います。