JRAが2022年の開催日割を発表、京都は引き続き阪神および中京競馬に振り替え

JRAは18日、東京港区の事務所で関東定例会見を開き、2022年度の開催日割と重賞日程を発表した。2022年は1月5日の中山・中京でスタートし、12月28日の中山・阪神で終了する。有馬記念は12月25日に行われ、ホープフルSが開催最終日の12月28日に中山で施行される予定となっている。

夏の北海道競馬(2022)について

今年2021年は東京五輪への対応に伴い、夏の北海道競馬は1回札幌、2回函館、2回函館という順で行われたが、来年は平年と同様に函館、札幌の順となる。(1回函館:6月11日~7月17日、1・2回札幌:7月23日~9月4日)

また、夏季の暑熱対策として、今年の小倉競馬では7月24日から8月8日の3週にわたって休止していたが、来年は7月30、31日および8月6、7日の2週を休止し、新潟と札幌の2場開催となる。

開催日数について

  • 札幌競馬=2開催14日
  • 函館競馬=1開催12日
  • 福島競馬=3開催20日
  • 新潟競馬=4開催26日
  • 中山競馬=5開催42日
  • 東京競馬=5開催45日
  • 中京競馬=6開催45日
  • 阪神競馬=6開催54日
  • 小倉競馬=4開催30日

京都競馬場について

2023年3月まで予定されている京都競馬場の整備工事については、今年と同様に阪神と中京に振り分けられる。天皇賞・春は今年と同じく阪神の芝3200mで開催されるなど、例年京都で行われているG1は全て阪神で開催される。

新型コロナウイルスへの対策や入場人員緩和について

新型コロナウィルス感染防止の観点により現状、制限されている競馬場への入場人員緩和については、JRAは政府の方針に基づきながら11月以降適切な人数に増やされる見込みであることを明らかにした。詳細は後日、発表される予定。

また、新型コロナウイルスへの対策として、ワクチン未接種の騎手に対するPCR検査を来月中旬から行うよう調整されることも発表した。