29日(日)、京都競馬場にて行われた「第22回シルクロードステークス」は、武豊騎手が騎乗する単勝3番人気のダンスディレクターが優勝した。
2番人気のソルヴェイグ(M.デムーロ騎手)がハナをきり、7番人気のセカンドテーブル(水口優也騎手)と1番人気のネロ(浜中俊騎手)がこれをマークして追走。ダンスディレクターは11番手の後方から競馬を進めた。
直線では、先頭のソルヴェイグをネロがとらえて争う中、4番手で先行していたセイウンコウセイ(松田大作騎手)が外から一気に前を交わし、セカンドテーブルも遅れて内から追撃、さらに後方からダンスディレクターが追い込んでくる。ゴール前はダンスディレクターとセイウンコウセイの1着争いが繰り広げられ、ダンスディレクターがクビ差で勝利した。
セイウンコウセイは2着に入着。さらに1馬身半差の3着にセカンドテーブルが入着した。
優勝したダンスディレクターは昨年のシルクロードS以来約1年ぶりの重賞勝利となり、同競争の連覇を達成した。