JRA天皇賞秋(2021)当日の馬場は?馬場傾向を距離別データで分析・予想

今週は秋の中距離王決定戦「天皇賞秋」が開催です。今年は高速化がそこまでな開幕4週目の東京ということで、馬場把握の重要性は高く、馬場状態はできるだけ正確に把握しておきたいところです。今の東京の馬場をなるべく正確に把握しておくためにも、今回は開幕週であった先週の23~24日の土日で行われた芝レースの「脚質」と「枠順」のデータを距離別にまとめてみたいと思います。

■2200m~

該当レースなし

■2000m

該当レースは「甲斐路S(3勝クラス)」と「tvk賞(2勝クラス)」の2レース。枠は「8枠」が最多の3勝を挙げており、「7枠」も1勝。勝ち馬は外枠からのみ出ており、外枠が好走傾向にあります。

脚質は「先行」と「差し」が2勝ずつを挙げており、連対数も同じです。「差し」と「先行」に大きな差はなく、脚質に極端な傾向は見られません。

枠番データ
枠番 1着 2着 3着 4着以下
1枠 0 0 1 4
2枠 0 0 0 5
3枠 0 1 1 3
4枠 0 1 1 3
5枠 0 0 1 5
6枠 0 1 0 6
7枠 1 1 0 5
8枠 3 0 0 5
脚質データ
脚質 1着 2着 3着 4着以下
逃げ 0 0 0 5
先行 2 2 1 7
差し 2 2 2 14
追い込み 0 0 1 10
マクリ 0 0 0 0

■1800m

該当レースは「アイビーS(L)」と「1勝クラス」の2レース。枠は「1枠」が2・3着に1回ずつ入着しており、複勝率は100%。極端な傾向は見られませんが、1枠は好成績です。脚質は前からも後ろからも決まっており、傾向らしい傾向は見られません。

枠番データ
枠番 1着 2着 3着 4着以下
1枠 0 1 1 0
2枠 0 0 1 1
3枠 0 0 0 2
4枠 1 0 0 1
5枠 0 0 0 2
6枠 0 1 0 1
7枠 0 0 0 2
8枠 1 0 0 2
脚質データ
脚質 1着 2着 3着 4着以下
逃げ 0 0 0 2
先行 1 1 1 3
差し 0 0 0 2
追い込み 1 1 0 3
マクリ 0 0 1 1

■1600m

該当レースは「新馬」、「未勝利」、「富士S(G2)」の3レース。枠は「8枠」が連対数が最多、「4枠」が3着内が最多となっています。内外の有利不利は見られません。

脚質は「先行」「差し」「追い込み」が1勝ずつを挙げており、脚質も極端な傾向は見られません。

枠番データ
枠番 1着 2着 3着 4着以下
1枠 1 0 0 4
2枠 0 0 0 5
3枠 0 1 0 4
4枠 0 1 2 3
5枠 1 0 1 4
6枠 0 0 0 6
7枠 0 0 0 6
8枠 1 1 0 5
脚質データ
脚質 1着 2着 3着 4着以下
逃げ 0 1 0 2
先行 1 1 0 9
差し 1 0 1 17
追い込み 1 1 2 9
マクリ 0 0 0 0

■1200~1400m

該当レースは「未勝利」と「1勝クラス」の2レース。枠は「3~5枠」が1勝ずつを挙げており、真ん中枠が好走しています。「1・2枠」は3着内が0回となっており、内枠が不振です。

脚質は「差し」が最多の2勝を挙げており、連対数も最多です。「逃げ」も4戦中2戦は連対しており、粘っています。

枠番データ
枠番 1着 2着 3着 4着以下
1枠 0 0 0 6
2枠 0 0 0 6
3枠 1 0 0 6
4枠 1 0 1 5
5枠 1 1 0 5
6枠 0 0 0 7
7枠 0 2 3 4
8枠 1 1 0 7
脚質データ
脚質 1着 2着 3着 4着以下
逃げ 1 1 0 2
先行 1 1 3 8
差し 2 2 1 21
追い込み 0 0 0 15
マクリ 0 0 0 0

■まとめ

枠は「8枠」が最多の6勝を挙げており、連対数も最多です。「7枠」も1勝のみですが、2・3着は3回ずつと好走しており、外枠が好走傾向にあります。

脚質は「先行」と「差し」が5勝ずつを挙げており、連対数と3着内の回数も差はありません。東京は今秋開幕週から意外と差しが決まっており、今年はそこまで高速化していません。馬場も荒れてきており、少しずつ差し馬向きの馬場になってきている印象です。

枠番データ
枠番 1着 2着 3着 4着以下
1枠 1 1 2 14
2枠 0 0 1 17
3枠 1 2 1 15
4枠 2 2 4 12
5枠 2 1 2 16
6枠 0 2 0 20
7枠 1 3 3 17
8枠 6 2 0 19
脚質データ
脚質 1着 2着 3着 4着以下
逃げ 1 2 0 11
先行 5 5 5 27
差し 5 4 4 54
追い込み 2 2 3 37
マクリ 0 0 1 1