JRAアルゼンチン共和国杯(2021)出走予定馬の予想オッズと過去10年のデータから傾向を分析!

今週は秋の東京の名物ハンデ競走「アルゼンチン共和国杯」です。ステイヤーたちが一同に集う権威ある重賞で、ここをステップにジャパンCや有馬記念へ向かう馬も少なくありません。過去にはシュヴァルグラン、スワーヴリチャード、ゴールドアクターと言ったG1馬も輩出しており、出世レースとしても注目度の高い一戦です。ということで、今回は過去10年間のデータをもとにアルゼンチン共和国杯の傾向を探っていきたいと思います。

■上位人気が好成績、堅実決着傾向かなり強め

人気は「2番人気」が最多の4勝を挙げており、連対数は「1・2・3・4番人気」が同率タイ、3着内の回数は「3番人気」が最多となっています。勝ち馬は10頭中9頭が「3番人気以内」から出ており、「3番人気」は複勝率が90%と好走率が高く、上位人気は堅実です。下位人気を見ますと「10番人気以下」は3着が1回のみと大穴の好走は少ないですが、「6~9番人気」は3着内が6回と多く、このあたりが狙い目となりそうです。3連単で10万馬券以上は1回のみと波乱は少なく、堅実決着傾向がかなり強いレースと言って良いでしょう。

人気データ
人気 1着 2着 3着 4着以下
1番人気 2 2 1 5
2番人気 4 0 0 6
3番人気 3 1 5 1
4番人気 0 4 0 6
5番人気 0 1 0 9
6番人気 0 1 1 8
7番人気 1 1 0 8
8番人気 0 0 1 9
9番人気 0 0 1 9
10番人気 0 0 0 10
11番人気 0 0 1 9
12番人気 0 0 0 10
13番人気 0 0 0 9
14番人気 0 0 0 8
15番人気 0 0 0 8
16番人気 0 0 0 6
17番人気 0 0 0 5
18番人気 0 0 0 5
オッズデータ
オッズ 1着 2着 3着 4着以下
1.0~1.9倍 0 0 0 0
2.0~2.9倍 2 0 1 1
3.0~3.9倍 2 1 0 3
4.0~4.9倍 3 2 2 5
5.0~6.9倍 2 2 0 4
7.0~9.9倍 0 1 3 8
10.0~14.9倍 1 2 1 10
15.0~19.9倍 0 1 1 13
20.0~29.9倍 0 1 1 14
30.0~49.9倍 0 0 0 21
50.0~99.9倍 0 0 1 23
100.0倍以上 0 0 0 29
馬単/三連単データ
馬単 三連単
2011 3,180円 48,520円
2012 1,870円 12,740円
2013 12,060円 71,300円
2014 2,590円 14,480円
2015 2,150円 14,570円
2016 2,140円 8,290円
2017 2,250円 12,060円
2018 1,910円 49,460円
2019 5,590円 23,070円
2020 9,590円 202,520円

予想オッズ

下記の予想オッズは登録馬の独自予想オッズになります。正式オッズは馬券発売後に随時公開されますので、必ず主催者発表のものと照合しご確認ください。

予想オッズ
人気 馬名 予想オッズ
1 オーソリティ 1.9
2 ボスジラ 3.3
3 アンティシペイト 6.8
4 マイネルウィルトス 9.7
5 サトノソルタス 13.8
6 フライライクバード 16.4
7 アイアンバローズ 21.2
8 ディアマンミノル 26.3
9 ゴースト 36.1
10 レクセランス 45.5
11 アイスバブル 53.2
12 アドマイヤアルバ 63.0
13 ロードマイウェイ 71.4
14 オウケンムーン 89.9
15 トーセンカンビーナ 136.3
16 コトブキテティス 203.3

■「6枠」が好成績&脚質はフラットな傾向

コースは東京競馬場の芝2500mを使用。枠は「6枠」が最多の3勝を挙げており、連対数と3着内の回数も最多です。どの枠も比較的好走しており、極端な傾向な見られませんが、「6枠」は好走率ベースでも全てトップと好成績です。

脚質は「先行」と「差し」がいずれも5勝を挙げており、先行・差しに差はありません。極端な傾向は見られず、フラットな傾向となっています。

枠番データ
枠番 1着 2着 3着 4着以下
1枠 0 1 2 13
2枠 2 1 2 13
3枠 1 1 0 16
4枠 0 2 1 16
5枠 2 1 2 15
6枠 3 2 1 14
7枠 1 1 1 22
8枠 1 1 1 22
脚質データ
脚質 1着 2着 3着 4着以下
逃げ 0 0 0 10
先行 5 3 4 28
差し 5 6 4 49
追い込み 0 1 2 44
マクリ 0 0 0 0

■ハンデが「56kg」の馬に注目

ハンデは、最多の6勝を挙げ、連対数が最多の「56kg」に注目です。馬体重の増減は、最多の4勝を挙げ、連対数と3着内の回数も最多の「-3~+3kg」に注目です。

ハンデデータ
斤量 1着 2着 3着 4着以下
~50kg 0 0 0 4
51kg 0 0 1 6
52kg 0 0 1 4
53kg 0 1 0 17
54kg 1 0 1 22
55kg 1 4 6 26
55.5kg 0 0 0 0
56kg 6 2 0 19
56.5kg 0 0 0 1
57kg 1 1 0 18
57.5kg 0 1 1 2
58kg 1 0 0 9
58.5kg 0 1 0 2
59kg~ 0 0 0 1
馬体重増減データ
馬体重増減 1着 2着 3着 4着以下
~-20kg 0 0 0 0
-19~-10kg 1 0 1 14
-9~-4kg 0 3 2 32
-3~+3kg 4 4 2 51
+4~+9kg 3 1 5 30
+10~+19kg 2 2 0 4
+20kg~ 0 0 0 0
不明・初出走・未更新 0 0 0 0
今回減 2 3 5 64
同体重 0 3 0 19
今回増 8 4 5 48

[該当馬] ハンデが56キロの馬

  • オウケンムーン
  • ボスジラ
  • マイネルウィルトス
  • ロードマイウェイ

■「4歳」が好成績

年齢は、最多の5勝を挙げ、連対数と3着内の回数が最多の「4歳」に注目です。性別は3着内に入った30頭全てが「牡馬」となっており、牡馬が中心となります。所属は「栗東」が6勝を挙げており、関西馬が中心となります。

馬齢データ
馬齢 1着 2着 3着 4着以下
3歳 2 0 2 0
4歳 5 4 4 25
5歳 1 4 4 41
6歳 2 2 0 29
7歳 0 0 0 16
8歳以上 0 0 0 20
性別データ
性別 1着 2着 3着 4着以下
牝馬 0 0 0 4
牡馬 10 10 10 127
所属データ
所属 1着 2着 3着 4着以下
美浦 4 4 6 62
栗東 6 6 4 69
地方 0 0 0 0
外国 0 0 0 0

[該当馬] 4歳馬

  • アイアンバローズ
  • アンティシペイト
  • オーソリティ
  • コトブキテティス
  • ディアマンミノル
  • フライライクバード
  • レクセランス

■前走レースが「オールカマー」だった馬に注目

前走レースは、2勝を挙げ、連対数が最多の「オールカマー」に注目です。前走着順はどの着順もまんべんなく好走しており、「6着以下」に敗れた馬も3勝を挙げるなど大敗馬の巻き返しも目立っています。前走着順についてはフラットな目線で予想したいと思います。

前走レースデータ
前走 1着 2着 3着 4着以下
オールカマー(G2) 2 2 1 16
宝塚記念(G1) 2 0 0 5
オクトーバーS(3勝クラス) 1 1 0 3
アイルランドT(OP) 1 0 2 7
日本ダービー(G1) 1 0 1 0
目黒記念(G2) 1 0 0 7
古都S(3勝クラス) 1 0 0 1
青葉賞(G2) 1 0 0 0
六社S(3勝クラス) 0 2 2 3
京都大賞典(G2) 0 2 0 25
前走クラスデータ
前走 1着 2着 3着 4着以下
2勝クラス 0 0 1 1
3勝クラス 2 3 3 17
オープン特別 1 2 2 35
G3 0 0 1 15
G2 4 4 2 54
G1 3 1 1 9
海外 0 0 0 0
地方 0 0 0 0
前走着順データ
前走着順 1着 2着 3着 4着以下
1着 2 2 4 16
2着 2 0 1 7
3着 0 4 2 7
4着 2 1 0 9
5着 1 0 0 9
6~9着 3 3 2 39
10着以下 0 0 1 42

[該当馬] 前走がオールカマーだった馬

  • サトノソルタス(6着)
  • アドマイヤアルバ(8着)

■騎手はフラットな傾向

前走レースは「横山典弘」騎手が唯一2勝を挙げていますが、今年は騎乗予定がありません。その他の騎手には傾向らしい傾向は見られませんので、騎手についてはフラットな目線で予想したいと思います。

騎手データ
騎手 1着 2着 3着 4着以下
横山典弘 2 0 0 4
戸崎圭太 1 3 1 1
福永祐一 1 1 0 1
C.ルメール 1 0 1 1
北村宏司 1 0 1 6
M.デムーロ 1 0 1 1
C.オドノヒュー 1 0 0 1
吉田隼人 1 0 0 1
内田博幸 0 1 1 3
田辺裕信 0 1 0 7
吉田豊 0 1 0 3

※現役騎手のみを表示しております。