【JRA福島記念2021予想】最終追い切り・調教内容が高評価の馬トップ3は?

福島の名物ハンデ重賞「福島記念」へ向けて各馬が最終追い切りを終えてきました。今回は追い切り映像やタイム、1週前の内容などから総合的に好調馬を判断し、とくに評価が高かった馬を3頭ピックアップしました。

アラタ(牡6、矢作芳人厩舎)

11/10(水)美浦・南W(やや重)6F82.8-5F66.6-4F52.2-3F38.1ー1F11.8(馬なり)

美浦の南Wで2頭併せ。僚馬セイウンダイモスに大きく先行する形で進め、コーナーで外を回って内の併せ馬が並びかけると、直線はラスト1F11.8をマークして併入。流す程度の内容でしたが、手応え優勢で楽に併走馬を圧倒と好内容の追い切りを消化しました。1週前は南Wで2頭併せを行い、6F84.3ー1F11.9をマークして併せ馬と併入。先週・最終と、いずれも終始楽な手応えの中でもスピードは保って余力十分に伸びています。力は出せる状態に仕上がっている印象です。

コントラチェック(牝5、藤沢和雄厩舎)

11/10(水)美浦・南W(やや重)6F81.3-5F66.2-4F51.9-3F37.6-1F11.7(馬なり)

北村宏司騎手を背に美浦の南Wで2頭併せ。僚馬フォッサマグナを2馬身追走し、コーナーで内から差を詰めると、直線は馬なりのままスムーズな加速ラップでラスト1F11.7の好時計をマークして併入しました。相手を前に置いた調教で我慢を利かせながら進め、直線は前進気勢が強く活気あふれるフットワークで伸びてと好内容の追い切りを消化。1週前は南Wで6F82.4ー1F11.8を馬なりでマークとここでも馬なりながら活気は十分。1週前で8本目の追い切り消化と中間の乗り込み量も十分で、仕上がりは万全と言って良いでしょう。

ヴァンケドミンゴ(牡5、藤岡健一厩舎)

11/10(水)栗東・CW(やや重)6F83.1-5F65.3-4F50.7-3F37.4-1F12.1(馬なり)

栗東CWコースで2頭併せ。併せ馬を追走し、コーナーで内から差を詰めると、直線はジワジワと加速。ラスト1F手前でしっかりと反応して12.1の脚で一気に交わして2馬身先着しました。一杯に追われて併せ馬に遅れた前走の最終追い切りよりも時計を縮めてきており、動きの比較でも今回の方が断然優秀。中1週とレース間隔は短い割にはしっかり追えており、上昇度は高そうです。