ダートマイルのG3「武蔵野S」へ向けて各馬が最終追い切りを終えてきました。今回は追い切り映像やタイム、1週前の内容などから総合的に好調馬を判断し、とくに評価が高かった馬を3頭ピックアップしました。
ソリストサンダー(牡6、高柳大輔厩舎)
11/10(水)栗東・坂路(やや重)4F53.5-3F38.6-3F24.7-1F12.3(馬なり)
栗東坂路で単走。馬場の真ん中を馬なりのまま楽に駆け上がり、ラスト1Fは12.3をマークしてゴール。軽めに流す程度でしたが、追えば反応を見せて伸びていきそうな余力と手応えは見せています。脚捌きは素軽く、加速ラップもラスト2F12.4-12.3と優秀です。前走の最終で坂路の自己ベストを更新しましたが、今回早くもまた更新。普段調教ではあまり動かない馬なので、休み明けを使われて確実に良くなってきている印象です。
オメガレインボー(牡5、安田翔伍厩舎)
11/10(水)栗東・CW(やや重)5F71.1-4F54.0-3F39.4-1F12.2(一杯)
岡田祥嗣騎手を背に栗東CWコースで単走(レースには横山和生騎手が騎乗)。馬場の真ん中を軽快なフットワークで駆け、直線は最後だけ一杯に追われるしまい重点の内容で、ラスト1Fは12.2と鋭く伸びてゴール。1週前は横山和生騎手を背にCWコースで2頭併せを行い、一杯に追われて6F82.2-1F11.9の好時計をマークし、併せ馬に1馬身先着。折り合いもしっかりついており、併走馬を楽に圧倒と好内容の追い切りを消化しました。しまいの動きを確認する最終追いで、しっかり態勢は整ったという印象です。
ワンダーリーデル(牡8、安田翔伍厩舎)
11/10(水)栗東・坂路(やや重)4F53.2-3F39.1-2F25.2-1F12.6(馬なり)
栗東坂路で単走。馬場の真ん中を馬なりのままリズム良く駆け上がり、ラスト1F12.6をマークしてゴール。1週前にしっかりやった分、最終は軽めに流す程度の内容でした。その1週前は坂路で一杯に追われて4F51.3-1F12.8の好時計をマーク。最後は失速ラップでしたが普段からラストは失速しがちな馬なので問題はなし。全体時計はこの馬としては優秀なので、プラス評価としたいと思います。休み明けを叩いた上積みもありそうで、仕上がりは良好と見ます。