先日、ハービンジャー産駒の可能性について触れましたが、先週もレイホーロマンスが小倉で勝利を挙げ、これで産駒の勝ち星は7勝目に。その内訳を見てみると、4勝が小倉でサトノリュウガが制した福寿草特別も京都内回りだったので、半数以上の5勝が小回りコースということになります。
小倉大賞典に出走したベルーフがしっかりと結果を出してくれれば、さらに信憑性の高いデータとなったわけですが、このあたりの勝負弱さが、ハービンジャー産駒のキャラ?なのでしょうか。それでも「小回りに強いハービンジャー」の勢いは、まだまだ継続中です。
2月26日(日)の小倉メイン関門橋S(芝1800)の登録馬を見てみると、ナムラシングンというビッグネームが・・・。小倉での勝ち鞍もあり、強力なライバルとなることは間違いありませんが、それでも狙いたいのが、カゼルタ(牝5 栗東・高橋康厩舎)です。
前走は多少行きたがる素振りも見せましたが、問題ない程度。好位追走から、直線に入ると荒れたインを避け、伸びる真ん中~外へ持ち出す完璧なレース運び。これで負けてしまったのなら仕方なしと思える一戦でしたが、最後の坂で驚くほど脚色が鈍ってしまったことも確か。平坦コースなら、まだチャンスがある!と思える内容でした。
ここまでの成績を振り返ってみると、全4勝中3勝がこの小倉コース。距離1800は【0-0-0-5】と結果が出ていませんが、前走のレース振りから、OPに入ると2000は長いという印象もあります。ここはおそらくベストの舞台。
もう1頭のハービンジャー産駒ウインクルサルーテも当然気になる1頭ですから、両馬出てきてくれるようなら、この2頭からの3連複で攻めてみたいと思います。