日本時間の3月25日(土)にアラブ首長国連邦ドバイのメイダン競馬場で開催される「ドバイワールドカップデー」の各レースに、日本馬のサウンズオブアース(牡6、藤岡健一厩舎)とカフジテイク(牡5、湯窪幸雄厩舎)が選出され、JRAはこの招待を受諾したことを本日22日に公式ホームページで発表した。
サウンズオブアースはドバイシーマクラシック(G1、芝2410m)へ、カフジテイクはゴドルフィンマイル(G2、ダ1600m)への出走を予定。
サウンズオブアースは昨年の有馬記念(8着)以来3ヶ月ぶりとなる。今年初戦が初挑戦の海外G1と不安はあるが、過去には同じネオユニヴァース産駒のヴィクトワールピサが2011年のドバイワールドカップを優勝するなどしており、海外でも通用するだけの血統的ポテンシャルを秘めているだけに楽しみな一頭。
カフジテイクは今月19日のフェブラリーSで3着に入着し、1月の根岸Sの優勝に続き好調をキープ。過去には、同じくフェブラリーS・3着からドバイのゴドルフィンマイルへ挑んで優勝したユートピアがいる。展開や枠順に左右されやすいが、持ち味である豪快な末脚はドバイでも嵌れば十分戦えるだろう。適性が合えば面白くなる。
昨年のドバイワールドカップデーでは、ラニがUAEダービーを優勝、リアルスティールがドバイターフ優勝、ドゥラメンテがドバイシーマクラシック2着と多くの日本馬が活躍した。今年も世界の舞台での活躍に期待したい。