2月19日(日)に東京競馬場で開催された第34回フェブラリーSを優勝したゴールドドリーム(牡4、平田修厩舎)が、日本時間3月25日(土)にアラブ首長国連邦・ドバイにあるメイダン競馬場で開催されるドバイワールドカップに出走することが3月1日に分かった。同馬は予備登録はしていなかったが、フェブラリーSを勝利後に追加登録を行い、陣営に招待状が送られた。
同レースへの参戦がすでに決まっている武豊騎手のアウォーディー(牡7、松永幹夫厩舎)と、C.ルメール騎手のアポロケンタッキー(牡5、山内研二厩舎)に続く3頭目の参戦となった。鞍上は現在調整中となっているが、これでまた楽しみが増えた。2000mという距離や初海外、輸送などの問題に、急な決定で不安も多いが挑戦するからにはただ完走するだけでなく、優勝を目標にして挑んでもらいたい。
過去にフェブラリーS優勝からドバイワールドカップへ向かった馬では安田隆行厩舎のトランセンドなどがおり、藤田伸二騎手で挑んだ2011年のドバイワールドカップは2着に敗れるも大健闘した。他にも2006年のフェブラリーSを制してドバイワールドカップ4着だった角居勝彦厩舎のカネヒキリなどがいる。過去に好走馬がでているだけに期待したくなる。