JRAターコイズステークス(2021)出走予定馬の予想オッズと過去10年のデータから傾向を分析!

中山競馬の土曜メインは、芝1600mで行われる牝馬のハンデG3「ターコイズS」です。如何にも荒れそうな条件で、重賞に格上げされた2015年の第1回目から295万馬券が飛び出す大波乱となり、2018年も69万馬券が飛び出すなど、実際に波乱が目立ってる一戦です。今回はオープン特別だった頃の2011~2014年の4回と、重賞として開催された2015~2020年の6回を合わせた10年分のデータをもとにレース傾向を探っていきたいと思います。

■上位人気の勝率低め、波乱傾向はかなり強め

人気は「1人気」が最多の3勝を挙げており、連対数と3着内の回数は「3番人気」が最多となっています。「2・3番人気」は1勝ずつとなっており、上位人気馬の勝率は低めです。「6~9番人気」は3着内が7回、「10番人気以下」も7頭と穴馬の激走が目立っています。配当も過去10年で10万馬券以上が5回、うち100万馬券以上が2回と高配当が多く飛び出しており、波乱傾向はかなり強めです。

人気データ
人気 1着 2着 3着 4着以下
1番人気 3 0 1 6
2番人気 1 1 1 7
3番人気 1 4 1 4
4番人気 0 1 0 9
5番人気 2 0 0 8
6番人気 0 1 2 7
7番人気 0 0 1 9
8番人気 0 0 1 9
9番人気 1 0 1 8
10番人気 0 1 0 9
11番人気 1 0 0 9
12番人気 0 0 0 10
13番人気 0 0 1 8
14番人気 1 0 0 8
15番人気 0 0 1 7
16番人気 0 2 0 5
オッズデータ
オッズ 1着 2着 3着 4着以下
2.0~2.9倍 1 0 0 0
3.0~3.9倍 1 0 0 4
4.0~4.9倍 2 1 1 4
5.0~6.9倍 1 4 1 7
7.0~9.9倍 1 1 1 17
10.0~14.9倍 1 1 3 18
15.0~19.9倍 0 0 1 8
20.0~29.9倍 2 0 1 18
30.0~49.9倍 0 1 1 21
50.0~99.9倍 0 2 1 10
100.0倍以上 1 0 0 16
馬単/三連単データ
馬単 三連単
2011 89,570円 1,213,060円
2012 41,390円 371,130円
2013 2,850円 30,790円
2014 24,190円 239,540円
2015 96,370円 2,954,680円
2016 2,900円 17,140円
2017 5,730円 94,580円
2018 29,440円 690,180円
2019 3,850円 15,280円
2020 4,110円 52,740円

予想オッズ

下記の予想オッズは登録馬の独自予想オッズになります。正式オッズは馬券発売後に随時公開されますので、必ず主催者発表のものと照合しご確認ください。

予想オッズ
人気 馬名 予想オッズ
1 ドナアトラエンテ 2.6
2 マルターズディオサ 3.3
3 アンドラステ 5.8
4 スマイルカナ 8.9
5 ミスニューヨーク 11.2
6 スマートリアン 15.9
7 フェアリーポルカ 23.6
8 ギルデッドミラー 35.7
9 ドナウデルタ 36.1
10 イベリス 42.5
11 サンクテュエール 58.4
12 アクアミラビリス 63.4
13 サトノダムゼル 74.0
14 ファーストフォリオ 84.6
15 ホウオウピースフル 102.3
16 ホウオウラスカーズ 191.7
17 アイラブテーラー 206.5
18 ウインアグライア 225.7
19 レッドフラヴィア 230.1
20 ロフティフレーズ 341.8
21 ジュランビル 368.7
22 ムーンチャイム 407.9
23 メジェールスー 445.1
24 ローザノワール 461.2
25 クリノプレミアム 501.7

■「4枠」が好成績、脚質はフラットな傾向

コースは中山競馬場の芝1600mを使用。枠は「4枠」が最多の4勝を挙げており、連対数と3着内の回数も最多です。内外の有利不利はそこまで見られませんが、データ的には「4枠」の馬の好走が目立っております。

脚質は「先行」が4勝で「差し」が3勝。連対数と3着内は「差し」が最多です。「先行」と「差し」の成績に大きな差はなく、「逃げ」も3着内が3回、「追い込み」も5回と、どの脚質もまんべんなく好走しています。脚質については、フラットな目線で予想したいと思います。

枠番データ
枠番 1着 2着 3着 4着以下
1枠 1 0 2 14
2枠 1 0 2 15
3枠 0 3 1 15
4枠 4 3 2 10
5枠 1 2 0 17
6枠 0 0 1 19
7枠 1 1 2 16
8枠 2 1 0 17
脚質データ
脚質 1着 2着 3着 4着以下
逃げ 2 0 1 7
先行 4 3 2 27
差し 3 5 5 49
追い込み 1 2 2 40
マクリ 0 0 0 0

■ハンデが「53kg」の馬が好成績

ハンデは、最多の3勝を挙げ、連対数と3着内の回数が最多の「53kg」に注目です。馬体重の増減は、最多の6勝を挙げ、連対数と3着内の回数が最多の「-3~+3kg」に注目です。

ハンデデータ
ハンデ 1着 2着 3着 4着以下
~50kg 1 0 0 8
51kg 1 0 1 5
52kg 0 0 1 21
53kg 3 6 1 31
54kg 2 3 2 31
55kg 1 0 4 20
56kg 2 0 1 6
56.5kg 0 1 0 0
57kg 0 0 0 1
馬体重増減データ
馬体重増減 1着 2着 3着 4着以下
-19~-10kg 0 0 0 3
-9~-4kg 2 1 1 24
-3~+3kg 6 4 4 45
+4~+9kg 1 3 5 39
+10~+19kg 1 2 0 12
今回減 4 1 1 40
同体重 1 2 4 17
今回増 5 7 5 66

[該当馬] ハンデが53キロの馬

  • クリノプレミアム
  • ジュランビル
  • ミスニューヨーク
  • ムーンチャイム
  • レッドフラヴィア
  • ローザノワール

■「3歳」に注目

年齢は、最多の5勝を挙げ、連対数と3着内の回数が最多の「3歳」に注目です。所属は「美浦」が7勝を挙げており、関東馬がやや優勢です。

馬齢データ
馬齢 1着 2着 3着 4着以下
3歳 5 5 2 40
4歳 3 5 3 27
5歳 2 0 4 41
6歳 0 0 1 14
7歳 0 0 0 1
8歳以上~ 0 0 0 0
所属データ
所属 1着 2着 3着 4着以下
美浦 7 4 4 77
栗東 3 6 6 46
地方 0 0 0 0
外国 0 0 0 0

[該当馬] 3歳馬

  • ウインアグライア
  • ホウオウラスカーズ

■前走レースはフラットな傾向

前走レースは、「秋華賞」と「ユートピアS」が2勝ずつを挙げていますが、今年は同レースから来る馬がいません。その他のレースには傾向らしい傾向は見られませので、前走レースについてはフラットな目線で予想したいと思います。

前走着順は、勝ち馬10頭中6頭が前走「6着以下」だった馬となっており、前走で掲示板外に敗れた馬の巻き返しも多く見られます。前走で大敗していた馬も侮らない方が良いでしょう。

前走レースデータ
前走 1着 2着 3着 4着以下
秋華賞 2 3 1 13
ユートピアS 2 1 0 15
清水S 1 1 0 1
エリザベス女王杯 1 0 2 4
オーロC 1 0 0 6
奥多摩S 1 0 0 3
マイルCS 1 0 0 1
桜花賞 1 0 0 0
キャピタルS 0 1 2 4
ポートアイランドS 0 1 0 4
前走クラスデータ
前走 1着 2着 3着 4着以下
2勝クラス 0 0 1 2
3勝クラス 4 3 0 36
オープン特別 1 2 3 28
G3 0 1 0 16
G2 0 0 3 15
G1 5 3 3 23
海外 0 0 0 0
地方 0 1 0 3
前走着順データ
前走着順 1着 2着 3着 4着以下
1着 1 1 1 20
2着 2 2 0 3
3着 0 1 1 8
4着 1 0 0 5
5着 0 0 0 5
6~9着 2 0 4 26
10着以下 4 6 4 55

■騎手は「柴田大知」と「C.ルメール」に注目

騎手は「横山典弘」、「柴田大知」、「C.ルメール」の3名の騎手が2勝ずつを挙げていますが、今年は横山騎手の騎乗予定馬がないため、柴田騎手とルメール騎手に注目したいと思います。

騎手データ
騎手 1着 2着 3着 4着以下
横山典弘 2 1 0 5
柴田大知 2 0 0 4
C.ルメール 2 0 0 2
戸崎圭太 1 0 1 2
石川裕紀人 1 0 1 2
松岡正海 1 0 0 5
石橋脩 1 0 0 6
田辺裕信 0 2 0 4
北村宏司 0 1 0 5
大野拓弥 0 1 0 3
M.デムーロ 0 1 0 0

※現役騎手のみを表示しております。

[該当馬] C.ルメール騎手と柴田大知騎手の騎乗予定馬

  • ドナアトラエンテ(C.ルメール)
  • スマイルカナ(柴田大知)