スマートギア、12歳で現役引退。岡田スタッドへ繋養

今年12歳となり、昨年11月まで現役でレースを走っていたスマートギア(牡12、岩戸孝樹厩舎)が7日付けで競走馬登録を抹消し、現役を引退することが発表されました。同馬は2008年1月にデビューし、約8年間という長い競走馬人生の幕を閉じました。昨年11月に秋陽ジャンプS(12着)に出走し、これが最後のレースとなりました。今後は北海道日高郡新ひだか町の岡田スタッドで繋養される予定となっております。

スマートギアは今月2日に左第1指節種子骨の骨折が判明し、9ヶ月以上の休養が発表されたばかり。高齢馬の故障ということで安否を気遣うファンや引退を望むファンの声も多くあり、今回の引退と繋養先が無事に発表されたことで胸をなでおろしたファンも多くいるのではないでしょうか。

2012年の中日新聞杯を優勝し、通算成績は59戦6勝。JRAの通算獲得賞金は2億6975万8000円。驚くような良血というわけでもない同馬が、長い競走馬生活でこれだけのレースをこなし、2億円以上も稼ぐことができたことには感服させられます。長い競走馬生活だった分、これからも皆に可愛いがられながら幸せな余生を過ごしてください。スマートギア号、お疲れ様でした。スマートギア号の通算成績の通算成績は[6-9-5-39]、父マーベラスサンデー、母スケアヘッドライン、母父パドスールという血統。