12日(日)に阪神競馬場で開催された第51回フィリーズレビューは、M.デムーロ騎手が騎乗する2番人気のカラクレナイ(牝3、松下武士厩舎)が優勝した。勝ちタイムは1分21秒0。
後方から2番手の後ろ目を追走したカラクレナイは、最終コーナーで大外一気の追い込みを仕掛ける。10番手の中断で競馬を進めていた1番人気のレーヌミノルが直線序盤で外から追い出し先頭に立つと、最内に移動して後続を離しにかかった。急坂を超えてカラクレナイが先頭のレーヌミノルを捕らえると、最後はレーヌミノルに1/2馬身差をつけて差し切ってゴールした。
1/2馬身差の2着に1番人気のレーヌミノルが入着し、さらに1馬身1/4差の3着にゴールドケープが入着した。これにより、上記の3頭に桜花賞の優先出走権が与えられた。
優勝したカラクレナイは重賞初挑戦にして重賞初制覇を達成。鞍上のミルコはこの勝利で6週連続の日曜メイン制覇達成となった。カラクレナイは父ローエングリン、母バーニングレッド、母父アグネスタキオンの血統。