新馬戦では逃げを放ち後続馬に影も踏ませぬ圧巻の逃走劇。2着馬につけた着差はなんと9馬身。モンスターホースだ。前走のつばき賞では番手で折り合い脚元がパンパンの良馬場でないにも関わらず、上り3ハロンは脅威の33.0秒。あの馬場で、33.0秒の末脚を繰り出されたら、ほかの馬はなす術なし。軽々逃げ馬を交わし余裕綽々、先頭でゴールイン。この馬はクラブ馬で、オーナーはターフ・スポート。フラワーCは桜花賞のトライアルではないが、ここで本賞金を加算して本番の桜花賞に進む馬が多く、東の最終便と言われている。
ファンディーナはフラワーCで本賞金を加算する可能性が高い。つまり2着以内に入る事が確実視されている。実際にフラワーCを見れば、ファンディーナがどの様な馬なのかは分かる。逃げても控えても競馬が出来る、抜群のレースセンスの持ち主。オーナーサイドはフラワーCを勝った場合のその先のローテーションは現段階で白紙としている。
桜花賞に出走するかもしれないし、オークス直行と言うプランもある。フラワーC出走馬中、当面の敵はディーパワンサくらい。ここは勝って下さいと言うようなメンバー構成と言っても決して大げさではないだろう。とにかく、ファンディーナの走りに注目だ。