【JRA中山金杯2022予想】最終追い切り・調教内容が高評価の馬トップ3は?

2022年一発目の重賞「中山金杯」へ向けて各馬が最終追い切りを終えてきました。今回は追い切り映像やタイム、1週前の内容などから総合的に好調馬を判断し、とくに評価が高かった馬を3頭ピックアップしました。

ヒートオンビート(牡5、友道康夫厩舎)

12/31(金)栗東・P(良)6F83.3-5F66.1-4F51.4-3F37.1-1F11.2(馬なり)

栗東のPコースで単走。年明けは2日にCWでキャンター、3日に坂路で軽め追いを行っていますが、31日に行われたPコースの追い切りが最終的な強い負荷をかけた追い切りとなりました。馬なりから軽く気合いを付けられると、抜群の手応えでラスト1Fは11.2の鋭い伸び脚でゴールしました。Pコースでの最終追いは前走と同様の調整で、動きは変わらず良いことから、引き続き良い状態をキープ出来ている印象です。

トーセンスーリヤ(牡7、小野次郎厩舎)

12/31(金)美浦・南W(良)5F66.7-4F51.7-3F37.1-1F11.3(強め)

横山和生騎手を背に美浦の南Wで単走。年始は2日に坂路で軽く流し、3日はWコースでしまい重点に追われて3F43.4-1F11.8の好時計をマーク。実質的な最終追いは31日のWコースで、見せ鞭にも鋭く反応してラスト1Fは11.3とこの馬らしい力強い伸び脚で駆け抜けました。一杯に追われても脚色に乱れはなく、ここまで順調に来ています。前走の天皇賞(秋)も好仕上げでしたが、今回も十分に力は出せる仕上がりにありそうです。

シャムロックヒル(牝5、佐々木晶厩舎)

12/31(金)栗東・CW(良)7F96.2-6F79.4-5F65.6-4F52.0-3F37.4-1F11.8(一杯)

団野大成騎手を背に栗東CWコースで単走。外ラチ沿いを大きくまわって直線は鞭も入って一杯に追われると、ラスト1Fは11.8でまとめました。7Fからスピードに乗せていく長めを意欲的に追われる内容で、6Fは79秒台の好時計をマーク。しまいも十分な鋭さを見せて順調さをアピールしました。爪の不安明けだった前走はやや攻め切れていませんでしたが、今回は意欲的に追われており、前走からの上積みは大きそうです。