【JRA京都金杯2022予想】最終追い切り・調教内容が高評価の馬トップ3は?

関西開催の最初の重賞「京都金杯」へ向けて各馬が最終追い切りを終えてきました。今回は追い切り映像やタイム、1週前の内容などから総合的に好調馬を判断し、とくに評価が高かった馬を3頭ピックアップしました。

エアロロノア(牡5、笹田和秀厩舎)

12/31(金)栗東・坂路(良)4F54.1-3F39.1-2F25.3-1F12.5(馬なり)

栗東坂路で単走。馬場の外ラチ沿いを馬なりのまま進め、ラストで軽く気合いを付けられるとラスト1Fは12.5をマーク。4F54.1は優秀ですし、その前の26日にもCWで6F82.1-1F11.8と年末にしっかり負荷がかけられています。年明けは2日に坂路でしまいを伸ばして4F55.0-1F11.9の好時計をマークと、直前はしまい重点の内容。年末年始も乗り込みは入念で、申し分ない調教過程を積んできています。

ザダル(牡6、大竹正博厩舎)

12/31(金)美浦・南W(良)6F86.5-5F69.5-4F52.5-3F37.7-1F11.9(馬なり)

美浦の南Wで2頭併せ。僚馬ペルソナデザインを1馬身追走し、コーナーは外を回って相手の外から並びかけると、直線は軽く気合いを付けられてゴール前で半馬身前へ出て先着しました。23日には南Wで2頭併せを行い、6F79.2-1F11.7の好時計をマークして併せ馬に先着と、時計・動きともに申し分ない内容の追い切りを消化しました。年明けは3日に美浦の南ダートコースでキャンターを周回し、坂路で4F61.0-1F14.6と軽めの内容を消化。すでに態勢は整っている印象です。

ヴィジュネル(牡4、渡辺薫彦厩舎)

12/31(金)栗東・CW(良)7F99.3-6F82.6-5F67.6-4F52.7-3F37.2-1F11.2(一杯)

栗東CWコースで単走。ゆったりした入りから徐々にペースを上げると直線はビッシリと追われ、ラスト1Fは11.2と絶好の伸びを見せてゴール。ゴール後もスピードを落とすことなくしっかり追われており、意欲的な攻め内容でした。年明けは2日に坂路でサラッと流して4F59.8-1F13.3と軽めの内容を消化しており、実質的な最終追いは31日のCWコース。中7週とひと息入っているとは言え、変動が少ないタイプでここでも万全の仕上がりを見せています。