今年からGⅠに昇格した大阪杯。大阪杯がGⅠに昇格した事によって、高松宮記念と桜花賞の間の空白の1週間がつながり皐月賞まで4週連続GⅠとなった。これまでは大阪杯の週にGⅠがなく、一旦途切れる形だったが、競馬ファンの春は一層に慌ただしいものとなった、
その注目の大阪杯の最終登録は15頭とフルゲート割れ。登録している全ての馬が出走出来る状況。GⅠ昇格1年目でフルゲート割れは少し寂しいが、それでもGⅠはGⅠであり、メンバーレベルは及第点。今回主役の座を奪って欲しいのはアンビシャス。基本的に追い込み脚質で、前走の中山記念では後方から行ったが伸びを欠き4着だった。
昇格前の昨年の大阪杯では先行策でキタサンブラックをマークして、直線で叩きあいを演じゴール前差し切った。先行策と後方待機では大きく違うが、アンビシャスはどちらの競馬も出来る。昨年結果を出している先行策で行ければ今年も充分チャンスがあるだろう。勝負根性もある為、叩きあいにも強い。強敵はやはりキタサンブラックだろう。ダテにGⅠを3勝している訳ではない。いつGⅠ戴冠してもおかしくないアンビシャスだけに、チャンスの大きい今回は力が入る一戦になりそうだ。