先週末から気温の低い日が続き桜の開花は足踏みしておりましたが、今日は日差しが暖かく、各地で桜が咲きそうですね。今週末から来週にかけてが桜の見ごろとなりそうですが、4月9日の桜花賞まで持つでしょうか?
さて、桜花賞もいいですが、その前にまずは今週末の大阪杯です。昨年の年度代表馬のキタサンブラックにダービー馬のマカヒキ、香港G1を獲ったサトノクラウンや昨年の覇者のアンビシャスなどなど、豪華な面々が揃いました。今年からG1昇格ということだけあってさすがに力をいれてきましたね。
今回紹介させていただくのはそんな有力どころではなく、おさえておくと面白そうな穴馬を一頭紹介したいと思います。それはステファノスです。当日のオッズを見るまではわかりませんが、おそらく7~8番人気あたりでオッズ20倍台の中穴馬になると予想しております。
今回”2つの好条件”が揃ったステファノス!
この馬に注目している理由は2つ。1つ目は阪神コースが得意であるということ。阪神は全4戦で成績が[1-1-1-1]。2000mの成績も[0-3-2-3]と善戦マンの域は出ませんが、馬券にはよく絡みます。「阪神の2000mという条件は合っている」と藤原英調教師もお墨付きで、2000mでは侮れない存在です。
2つめは叩き2戦目は走るということ。休み明けの2戦目の成績は[2-2-1-1]と好走しており、叩き良化型であることが分かります。前走については「仕上がりは良かった前走だけど、休み明けはどうもピリッとしないなあ。」と藤原師もコメントしているように、休み明けは凡走することが多い馬。2戦目は得意の条件ですし、昨年からここを目標にしていたことも考えると次は良いパフォーマンスが期待できそうです。
鞍上の川田将雅騎手は近走調子を落としておりますが、近5年の阪神2000mの勝ち数はトップですし、条件が揃った今回ばかりは期待していいと思います。重賞負けで人気落としてG1で馬券圏内という、藤原厩舎らしいパターンで今回も決まるのではないかと思っております。
今回は人気と条件のバランスが非常に良く、まさに買いな馬なんです。人気馬と絡めてもよし、思い切って本命にしてもよし。いずれにせよこの馬は押さえておいたほうが良さそうです。