【JRA京成杯2022予想】最終追い切り・調教内容が高評価の馬トップ3は?

明け3歳の中距離重賞「京成杯」へ向けて各馬が最終追い切りを終えてきました。今回は追い切り映像やタイム、1週前の内容などから総合的に好調馬を判断し、とくに評価が高かった馬を3頭ピックアップしました。

ホウオウプレミア(牡3、奥村武厩舎)

1/12(水)美浦・南W(やや重)6F84.6-5F67.8-4F53.1-3F37.9-1F10.8(一杯)

岩田康誠騎手を背に美浦の南Wで3頭併せ。僚馬サーマルウインドとクールキャットの2頭を先行させ、3コーナー過ぎで一気に差を詰めると、直線は最内から豪快に脚を伸ばし、ラスト1Fは10.8という抜群の切れ味を披露して併入に持ち込みました。よく動く併せ馬の2頭を目標にしっかりと追走し、ラストも圧巻の10秒台マークと気合十分の追い切りを消化。美浦まで駆けつけた岩田騎手の本気度も高そうですし、ここへ向けて順調に仕上がった印象です。

テンダンス(牡3、中竹和也厩舎)

1/12(水)栗東・坂路(やや重)4F52.2-3F37.1-2F23.9-1F12.0(一杯)

和田竜二騎手を背に栗東坂路で単走。雪が薄っすらと積もる馬場を余裕を持って上がっていき、直線はしっかりと追われてラスト1Fは12.0の好時計をマークしてゴールしました。地面を叩きつけて走るパワフルなフットワークで、馬場状態を思えば優秀な時計。1週前も坂路で4F51.5-1F12.2と速い時計を出していますし、好調ぶりが伝わります。中7週とやや間隔はあきましたが、仕上がりに不安は全く感じさせません。

ロジハービン(牡3、国枝栄厩舎)

1/12(水)美浦・南W(やや重)6F83.6-5F66.7-4F51.6-3F37.3-1F11.5(馬なり)

戸崎圭太騎手を背に美浦の南Wで2頭併せ。僚馬モーソンピークを3馬身追走し、4コーナーで内を回って差を詰めると、直線は馬なりながらも力強いフットワークで並びかけて、ラスト1Fは11.5の鋭い脚で併入に持ち込みました。1週前は南Wで3頭併せを行い、5F68.0-1F12.1の好時計をマークして併入しており、フェアリーSに出走したエリカヴィータに半馬身先着と好内容の追い切りを消化しています。しまいは確実に伸びてくる馬で、レースや追い切りからも、馬に走る気があるのが伝わります。力はフルに出せそうな仕上がりです。