26日(水)は大井競馬場で牝馬限定の地方交流重賞「TCK女王盃」が開催。中心となるのは何と言っても昨年のJBCレディスクラシックを制したテオレーマ(牝5、石坂公一厩舎)でしょう。
レースでは中団待機から4コーナーで先頭集団に並びかけ、そのまま2着に2馬身半差をつけ快勝。勝ちタイム1分32秒1はコースレコードと強い勝ちっぷりでした。
中央で結果を出してきているショウナンナデシコや、昨年のTCK女王盃・2着のレーヌブランシュなど有力馬は多数いますが、現状では牝馬ダート路線のトップと言って良いでしょう。
今回の舞台となる大井の1800mは2走前のレディスプレリュード(2着)と同じ舞台。そのレディスプレリュードはTCK女王杯・2着のレーヌブランシュを捉えきれず2着に敗れましたが、続くJBCレディスクラシックでは中団追走から直線では先に抜け出していたマドラスチェックを差し切ってJpn1タイトルを獲得。
決め手を生かしたいタイプの馬で、末脚を生かしやすい大井競馬の外回りコースは相性が良い舞台。ショウナンナデシコやブランクチェックといった有力馬も大井は初ということで未知な部分も多く、適性面で上位のここは譲れないところでしょう。