JRAは26日、日本グレード格付管理委員会による審査の結果、葵SのG3格付申請が承認されたことを発表した。同レースは昨年まで未格付けの重賞として行われていたが、これにより、本年度からG3競走として施行されることになる。葵Sは今年の5月28日に、中京の芝1200mで実施予定。
また、同委員会はニュージーランドトロフィーのG2格付けに対する警告も行った。同レースは1984年のグレード制導入後にG3に格付けされ、1987年にG2に格上げされたが、2019年・2020年のレースレーティングが2年連続で3歳G2の格付基準である110・00を3ポンド下回ったため、同委員会は格付けに対する警告を行った。これにより、ニュージーランドTは降格の可能性が浮上した。