フェブラリーステークスの前哨戦「根岸ステークス」へ向けて各馬が最終追い切りを終えてきました。今回は追い切り映像やタイム、1週前の内容などから総合的に好調馬を判断し、とくに評価が高かった馬を3頭ピックアップしました。
ソリストサンダー(牡7、高柳大輔厩舎)
1/26(水)栗東・坂路(良)4F55.2-3F40.2-2F24.7-1F12.1(馬なり)
栗東坂路で単走。調整程度の軽めの内容でしたが、1週前に長めからビッシリ追われて態勢は整えられているので問題は無いでしょう。その1週前はCWコースで3頭併せを行い、7F96.0-1F12.3をマークして自己ベストを大きく更新。長めにやりながらもしっかり加速ラップを踏めており、ラスト1Fも12.1の好時計をマークと十分な負荷をかけられています。7歳を迎えても衰えを一切感じさせず、充実ぶりが光ります。
オメガレインボー(牡6、安田翔伍厩舎)
1/26(水)栗東・CW(やや重)5F71.1-4F54.2-3F38.7-1F11.6(馬なり)
横山和生騎手を背に栗東CWコースで3頭併せ。3頭併せの最後方から進め、4コーナーで最内から差を詰めて直線序盤で横一線に並ぶと、ラスト1Fは11.6と鋭く伸びて外の2頭に半馬身遅れてゴール。最後は遅れましたが、追い出しをしっかり我慢させてしまいの脚は十分な切れ味を見せており、気持ちの調整と動き自体は好内容。しまいをどう生かすかがポイントとなっている同馬にとって良い形の追い切りが消化できたという印象です。
テイエムサウスダン(牡5、飯田雄三厩舎)
1/26(水)栗東・坂路(良)4F54.9-3F39.2-2F24.6-1F11.7(強め)
岩田康誠騎手を背に栗東坂路で単走。しまい重点に追われると、力強いフットワークでラスト1Fは11.7の好時計をマークしてゴール。直線序盤でやや内にモタれる場面もありましたが、すぐに立て直して騎手の合図にしっかりと応え、抜群の手応えと迫力あるフットワークで11秒台マークとしまいのインパクトは強め。1週前も岩田騎手を背に坂路で一杯に追われ、4F53.8-1F11.7の好時計をマーク。根岸Sは昨年も出走しましたが、この1年で大きく成長しており、追い切り内容からもまさに今が充実期の感があります。