4月12日(水)船橋競馬場では、交流重賞マリーンカップ(JpnⅢ)が行われます。重賞2連勝と波に乗るワンミリオンスを始め、復権を目指すJpnI勝ち馬ホワイトフーガ。秋華賞2着馬で今回が初ダートとなるパールコードなど、JRA勢は今年も強力ラインナップ。対する地方勢筆頭はリンダリンダ。ワンミリオンスとの斤量差が開くここは最大のチャンスと言えるでしょう。
もちろん、ワンミリオンス中心で異論はありませんが、やはり注目はパールコード(牝4 栗東・中内田厩舎)でしょう。ここまで8戦2勝、未だ重賞未勝利という現実はありますが、秋華賞0.1秒差2着の実績、内容からも力は一枚上です。
最大のポイントは今回が初ダートという点ですが、ここまでの全8戦で一度たりともメンバー最速の上がりをマークしたことがないジリ脚タイプ。瞬発力が要求される芝よりも、ダートの方が合うことは明らかで、ネオユニヴァース→ヴィクトワールピサと流れる父系はもちろん、母系もダート大歓迎のアメリカ血統です。
火曜日の降雨が残れば残るほど、パールコードにとっては追い風となりますが、やはり馬場は先行有利のはず。砂を被った時にどうかという不安はありますが、幸い、内のウエスタンバラード、外のキタノアドラーブル、クラカルメンなどそう速いタイプではありません。普通にゲートを決めれば、すんなりハナでしょう。あとは力通りに走りさえすれば・・・。タイトル奪取の瞬間は、もうソコまで来ています。