【加付式“連番の法則”】根岸Sなど先週の回顧・検証

先週から東の開催が中山から東京へと移り、フェブラリーSの前哨戦に位置づけられる「第36回 根岸ステークス(GⅢ)」、西の中京で「第27回 シルクロードステークス(GⅢ)」が行われた。

根岸Sでは、6番人気テイエムサウスダン(岩田康誠騎手)がJRA重賞初勝利(重賞通算5勝目)を挙げた。鞍上の岩田騎手は、節目のJRA通算1,700勝を重賞勝利で飾った。4番人気ヘリオス、2番人気タガノビューティの2・3着で連番の法則「同枠・一組連番」決着となった。

シルクロードSでは、2番人気メイケイエール(池添謙一騎手)が重賞4勝目。折り合い良く、久々の能力発揮で明け4歳イヤーを好発進した。

先週一週間の主なニュース

秋山真一郎騎手
29日の中京11Rで、史上22人目、現役15人目となるJRA通算13,000回騎乗を達成した。

では先週の結果を振り返ろう。全結果は下表のとおり。

1月29日
-東京中京小倉合計出現率(%)
ALL連番1(1)02(2)38.3
一組連番6(3)8(4)3(2)1747.2
同番5(1)12822.2
合計1297--
出現率(%)100.075.058.3--
1月30日
-東京中京小倉合計出現率(%)
ALL連番11(1)025.6
一組連番7(3)7(2)62055.6
同番10012.8
合計986--
出現率(%)75.066.750.0--
  • ※「同番」「一組連番」、同時に成立(13番→2番→3番 等)は「同番」としてカウント
  • ※( )内は同枠2頭が入った回数

先週から2022年の第1回東京開催が始まり、2日間3場開催の計72レースで「一組連番」が計37レース、「ALL連番」が計5レース、「同番」が計9レース、という内訳。「一組連番」が久しぶりに全場・高確率メインに復帰し、「同番」も年明け最多となる絶好調ぶり、そして「ALL連番」も引き続き堅調となった。

配当的にも、土曜だけで100万超が2回10万超が9回のさながら「連番の法則祭り」となった。特に開催替わり、今年の初日となった土曜東京は100万超2本を含む全レース・連番の法則となり、土曜中京の10万超3本、出現率「75%」を凌駕する驚異的な法則力を発揮した。場別出現率では日曜小倉のみジャスト「50.0%」、残りはすべて「58.3~100.0%」と今年最高の出現率を残した。

今年に入り、他2組の好調に押された形でやや影の薄くなっていた感のある「一組連番」が、久しぶりに確率メインの威力を発揮。土曜小倉以外はすべて一日の半数以上を占めた。「同枠・一組連番」も土曜は全場半数以上(東京3/6、中京4/8、小倉2/3)を占め、日曜も東京3回、中京で2回の出現。100万超のひとつとなった247万配当「一組連番」も「同枠・一組連番」からで、軸馬は推奨内4番人気。土曜中京でも10万超2本を「同枠・一組連番」から輩出。また日曜メイン重賞の根岸Sでも高配当とはならなかったが、推奨人気軸での「同枠・一組連番」となった。先週、推奨術の「同枠・一組連番」で挑んだ読者から、かなりのプラス収支を得られた方がいれば嬉しい限りだが・・・。

堅調持続の「同番」は、今年最多の土日計9回。こちらも回数的、配当的に土曜が良かった。東京ではお勧め術のひとつ連続出現(3レース連続)を含め1日5回とまず回数的に爆発し、100万超(366万)、10万超と2本の高配当も。また小倉でも出現2回とも10万超高配当となり、1番人気との「同番」から11万、3番人気とのシンガリ人気「同番」から82万。「一組連番」同様、人気薄「同番」が高配当のチャンスだ。

「ALL連番」は、計5回と回数的な好調を持続。推奨術「同枠2頭絡み」も5回中4回と「ALL連番」としては狙い易かったと思われる。大型配当となったのは、土曜小倉の3連複11万、3連単38万となった1回ではあったが、ここでも3・4番人気「同枠2頭」軸の「ALL連番」から。少額投資の推奨術「同枠2頭絡み」の本領を発揮していたので、まだまだ積極的に抑えてほしい。

「万馬券の宝庫・最終R」は、全6回中法則決着が5回(万馬券4回)。先週は「5回に1回以上期待できる10万超」が2回出現し、ともに連番の法則から。いずれも土曜の出現で、中京最終では2番人気との「同枠・一組連番」から3連複14万、3連単61万、小倉最終では「ALL連番」項で記した3・4番人気の同枠2頭からの3連複・3連単とも10万超を輩出。最終Rも本領発揮と法則絶好調であった。