2013年のオークス、秋華賞、エリザベス女王杯を優勝するなどして活躍したメイショウマンボ(牝7、栗東・飯田祐史厩舎)が、4月14日付で競走馬登録を抹消し、現役を引退することが発表された。引退後は北海道浦河郡浦河町の高昭牧場で繁殖馬となる予定となっている。
メイショウマンボと言えば2月に騎手を引退したばかりの武幸四郎元騎手とのコンビが有名だが、小牧太騎手が手綱を握った先週8日の阪神牝馬S(14着)がラストランとなった。レース当日は小雨が降り、馬場は重馬場発表。最後の花道は勝利で飾ることはできなかったが、雨に濡れる艷な姿はエリザベス女王杯を勝ったあの日を彷彿とさせ、感慨深いものがあった。やはりこの馬には雨が似合う。
近年は凡走続きだったメイショウマンボだが、7歳と牝馬としては長い競走生活を怪我なく無事に終われたことは何よりである。今後はお母さんとして元気な仔を産んでほしい。メイショウマンボ号、お疲れ様でした。メイショウマンボ号の通算成績は[31戦6勝]、父スズカマンボ、母メイショウモモカ、母父グラスワンダーという血統。