【JRA小倉大賞典2022予想】最終追い切り・調教内容が高評価の馬トップ3は?

冬の小倉開催唯一の重賞「小倉大賞典」へ向けて各馬が最終追い切りを終えてきました。今回は追い切り映像やタイム、1週前の内容などから総合的に好調馬を判断し、とくに評価が高かった馬を3頭ピックアップしました。

ダブルシャープ(牡7、渡辺薫彦厩舎)

2/16(水)栗東・坂路(良)4F54.2-3F38.8-3F24.8-1F12.2(馬なり)

栗東坂路で単走。馬場の外目を軽快なフットワークで駆け上がり、ラスト2Fは12.4-12.2の好ラップを刻んでゴール。調整程度の軽めの内容でしたが、中1週と間隔が短く輸送も控えている中でこの時計と動きなら問題は無いでしょう。約2ヶ月ぶりとひと息入っていた前走時からの上積みも見込めそうで、当地で3勝を挙げている小倉が引き続き舞台となるここは、さらなる上昇が期待できそうです。

スカーフェイス(牡6、橋田満厩舎)

2/16(水)栗東・坂路(良)4F53.2-3F37.9-3F24.4-1F12.1(強め)

栗東坂路で単走。ラチ沿いをまっすぐに駆け上がり、強めに追われてラスト2Fは12.3-12.1の好ラップをマークしてゴール。低い姿勢を保って右手前1本で活気十分に駆け上がり、仕掛けにも気分良く反応できていました。馬場が混雑した時間帯でも気持ちを乱さず、集中して走れていた点も好感が持てます。中4週で臨んだ前走からの疲れも無さそうで、好状態をしっかりキープ出来ている印象を受けます。

ヴァイスメテオール(牡4、木村哲也厩舎)

2/16(水)栗東・CW(良)6F84.2-5F68.1-4F53.2-3F38.1-1F11.7(馬なり)

栗東CWコースで2頭併せ。併せ馬に先行し、直線は馬なりのままラスト1F11.7の鋭さを見せて併入。時計自体は平凡ですが、内から一杯に追われて伸びてくる相手の圧を受けながらも、意に介さず自分のリズムで最後まで集中を切らさず走れていた点は高く評価したい点です。距離が長すぎた前走の菊花賞から折り合いのつけやすい小回りの小倉コースへ替わる点は好材料で、良いムードで臨めそうな今回はしっかりと能力を発揮できそうです。