【中山牝馬S予想2022】ヴィクトリアマイルへ繋がる一戦!テルツェットやミスニューヨークなど出走予定馬を考察

中山競馬の土曜メインはヴィクトリアマイルの前哨戦「中山牝馬S」です。中山で行われる牝馬限定のハンデG3ということで穴馬の激走も多い一戦ですが、まずは有力馬からの考察が基本。ということで、今回は出走予定馬の中でも人気が集まりそうな有力馬3頭をピックアップしてみました。

テルツェット(牝5、和田正一厩舎)

重賞2勝馬のテルツェット。前走のエリザベス女王杯は11着と大敗しましたが、メンバーの格が落ちるここは地力上位。距離もやや長過ぎた印象があり、2Fの距離短縮はプラスとなりそうです。中山コースはダービー卿CT勝ちの実績があり、問題なし。騎乗予定だったC.ルメール騎手がサウジアラビア遠征から帰国後に新型コロナの陽性反応が出たため、テン乗りの田辺裕信騎手へ乗り替わりとなりますが、牝馬限定のG3戦なら好勝負は必至と思われます。

ミスニューヨーク(牝5、杉山晴紀厩舎)

前走のターコイズSを制し、重賞初制覇を果たしたミスニューヨーク。最軽量タイの53kgとハンデに恵まれたこともありますが、後方2番手という厳しい位置から直線大外一気の追い込みを決める強い勝ちっぷりでした。中山コースは過去4戦3勝というコース巧者で、1800mも3勝クラスのスピカS勝ちと距離の不安もなし。3歳時にも秋華賞で5着などもともと力はある馬で、重賞連勝の期待は十分です。

ルビーカサブランカ(牝5、須貝尚介厩舎)

前走の愛知杯を制し、重賞初挑戦にして初制覇を果たしたルビーカサブランカ。52kgの軽ハンデと展開に恵まれたこともありますが、直近8戦続けて馬券内という抜群の安定感は魅力です。連勝中の近2戦で手綱を握っている武豊騎手とは好相性で、前走も空いた内へ迷わず飛び込む好騎乗を見せています。今回ハンデは増えそうですが、勢いと安定感は侮れない1頭です。