フラワーカップを優勝し、続く皐月賞で7着に敗れた3歳牝馬のファンディーナが、視野に入れていた今月28日に開催される日本ダービーを見送ることが3日に判明した。
今後については今月21日に開催されるオークスへ向かうか、状態によっては休養する方針のようだ。なお、オークスに出走する場合の鞍上は引き続き主戦の岩田康誠騎手が務める予定となっている。
前走の皐月賞は牝馬にして2.4倍の1番人気に推されての惨敗だったわけだが、高速馬場の中山は思っていた以上に合わなかったようだ。個人的にもタフな馬場の方が合っているだろうとは思ってはいたが、それでももっとやれると思っていただけに皐月賞の惨敗は意外すぎる負け方だった。この一戦だけでファンディーナの評価を落とすのは早すぎるような気がするが、次の一戦はより慎重に考えて見極めたい。
オークスに出走するかはまだ不明だが、同馬を管理する高野調教師は、オークスの最終登録の7日までには今後の方針を決めると話し、3日も栗東の坂路で2本の併せ馬を行っている。皐月賞後も順調に調教は続けているようなので、オークスに出走するなら巻き返しに期待したいところである。