ファンディーナは休養、オークスへは向かわず

皐月賞で1番人気に推され7着に敗れた牝馬のファンディーナは、次走出走するレースとして視野に入れていたオークスへは向かわず、この春は休養に入ることを同馬を管理する高野友和調教師が5日に発表した。

皐月賞後も栗東の坂路で併せ馬などを行っていたが、高野師は「G1を目指すのは厳しいだろう」とコメントし、現時点では状態が満足いくものでないことを明らかにした。

ファンディーナは今後は5日に栗東トレセン近くのグリーンウッドに放牧に出される予定となっており、次は秋の秋華賞を目標に調整を進めていく見通しだ。

オークス挑戦の話を聞いた際は、今年1月の新馬戦でデビューしてから怒涛の4連戦で、さらにG1連戦はさすがに酷ではないかと思っていたので、馬の状態を見ての休養は英断ではないだろうか。次走は秋となったが、結果を残さなくてはならないことには変わらない。じっくりと休養し、秋競馬では今度こそ期待に応えてもらいたいものだ。