18日に京都競馬場で行われた「第20回秋華賞」を制したのは単勝1番人気のミッキークイーンだった。ミッキークイーンは序盤は8番手の中団から競馬を進めた。ハイペースの中、道中は鞍上の浜中騎手は折り合いに専念し、最期の直線では真ん中から馬群を割って抜け出した。それに合わせるようにM.デムーロ騎手のクイーンズリングが自慢の末脚を伸ばし、ゴール前はこの2頭の末脚勝負に。しかしミッキークイーンがクビ差で振り切って見事1番人気の期待に応えてゴールした。2着馬のクイーンズリングのさらに1馬身1/4差の3着には単勝8番人気のマキシマムドパリが入着した。
勝馬ミッキークイーンは勝ちタイム1分56秒9で秋華賞レコードを叩き出し、今年のオークスに続く2冠達成と輝かしい功績をおさめた。ディープインパクト産駒はこの秋華賞の勝利で通算100勝目を挙げ、ミッキークイーンは同産駒の偉業達成に大きく貢献したかたちとなった。陣営からは今後についての明言はなかったが今後は古馬や牡馬との対戦にも大いに期待したい。