マーチステークス(2022)出走予定馬の予想オッズと過去10年のデータから傾向を分析!

数少ないダートの重賞「マーチS」が日曜日、中山競馬場で開催されます。2019年は3連単で124万馬券、2012年は232万馬券が飛び出すなど、過去10年で二度も100万馬券以上の超高額配当が出ており、ハンデ戦らしい波乱傾向の強い一戦となっております。ということで、今回は過去10年間のデータをもとにマーチSの傾向を探っていきたいと思います。

■上位人気が大不振、波乱傾向はかなり強め

人気は「1番人気」が1勝のみと大不振で、「2番人気」も2勝、「3番人気」が1勝と上位人気の勝率はかなり低めです。下位人気を見ますと「6~9番人気」が5勝を挙げており、伏兵馬の台頭が目立っています。「10番人気以下」も6頭が馬券に絡むなど穴馬の激走も多く、2019年は3連単で124万、2012年は232万と100万を超える超高額配当が二度も出ていることから、波乱傾向はかなり強い一戦であると言えるでしょう。

人気データ
人気 1着 2着 3着 4着以下
1番人気 1 1 1 7
2番人気 2 3 1 4
3番人気 1 0 2 7
4番人気 0 1 0 9
5番人気 0 2 1 7
6~9番人気 5 1 2 33
10番人気以下~ 1 2 3 63
オッズデータ
オッズ 1着 2着 3着 4着以下
1.0~1.9倍 0 0 0 1
2.0~2.9倍 1 1 0 2
3.0~3.9倍 0 0 1 4
4.0~4.9倍 1 1 0 0
5.0~6.9倍 1 1 2 11
7.0~9.9倍 1 1 0 10
10.0~14.9倍 3 4 3 16
15.0~19.9倍 0 0 0 8
20.0~29.9倍 3 1 1 13
30.0~49.9倍 0 0 3 16
50.0~99.9倍 0 0 0 27
100.0倍以上 0 1 0 21
馬単/3連単データ
馬単 3連単
2012 139,630円 2,321,750円
2013 3,460円 21,280円
2014 4,540円 34,910円
2015 13,190円 70,600円
2016 8,490円 50,080円
2017 25,160円 466,890円
2018 5,090円 153,570円
2019 41,900円 1,240,620円
2020 2,140円 72,890円
2021 19,680円 174,080円

予想オッズ

下記の予想オッズは登録馬の独自予想オッズになります。正式オッズは馬券発売後に随時公開されますので、必ず主催者発表のものと照合しご確認ください。

予想オッズ
人気 馬名 予想オッズ
1 オメガレインボー 2.2
2 ブルベアイリーデ 4.1
3 アナザートゥルース 6.8
4 ダノンスプレンダー 9.3
5 ホウオウルバン 11.2
6 カデナ 18.7
7 メイショウハリオ 23.6
8 アイオライト 30.3
9 ワイドファラオ 36.9
10 ヒストリーメイカー 41.2
11 ケンシンコウ 58.5
12 ダノンファスト 65.2
13 デュープロセス 74.1
14 バイオスパーク 80.2
15 タイガーインディ 82.1
16 バレッティ 137.6
17 デルマルーヴル 174.5
18 デュアライズ 198.6
19 エクレアスパークル 203.1
20 セダブリランテス 212.9
21 ロードエクレール 251.4
22 サクラアリュール 288.9
23 アスターマリンバ 302.2
24 マイネルユキツバキ 362.2
25 ヴィーダ 289.7

■枠は「内外フラット」&脚質も「先行」がやや優勢

コースは中山競馬場のダート1800mを使用。枠は「2枠」と「8枠」が最多の3勝を挙げており、連対数も最多タイとなっています。内外の有利不利は比較的少なめです。

脚質は「先行」が最多の5勝を挙げており、連対数と3着内の回数も最多です。ただ、「差し」と「追い込み」も2勝ずつを挙げており、連対数と3着内も「先行」と大きな差はありません。脚質については、先行馬がやや有利という程度に考えておきたいとおもいます。

枠番データ
枠番 1着 2着 3着 4着以下
1枠 0 1 2 17
2枠 3 2 2 13
3枠 0 1 1 18
4枠 1 1 1 17
5枠 1 0 0 19
6枠 2 2 1 15
7枠 0 1 2 17
8枠 3 2 1 14
脚質データ
脚質 1着 2着 3着 4着以下
逃げ 1 1 0 8
先行 5 5 4 26
差し 2 4 5 44
追い込み 2 0 1 50
その他 0 0 0 2

■ハンデが「56kg」の馬に注目

ハンデは「56kg」が最多の3勝を挙げており、連対数も最多です。馬体重の増減は、4勝を挙げ、連対数と3着内の回数が最多の「-3~+3kg」に注目です。

ハンデデータ
ハンデ 1着 2着 3着 4着以下
~50kg 0 0 0 1
52kg 0 0 0 4
53kg 0 0 0 6
54kg 1 0 2 20
55kg 2 3 3 25
56kg 3 3 2 29
56.5kg 0 0 1 3
57kg 2 1 1 24
57.5kg 1 2 0 11
58kg 1 1 1 6
58.5kg 0 0 0 1
馬体重増減データ
馬体重増減 1着 2着 3着 4着以下
-19~-10kg 0 0 2 8
-9~-4kg 4 2 3 36
-3~+3kg 4 4 3 65
+4~+9kg 0 3 1 13
+10~+19kg 2 1 0 8
今回減 5 6 6 70
同体重 3 0 1 24
今回増 2 4 2 36

[該当馬] ハンデが56キロの馬

  • アイオライト
  • エクレアスパークル
  • ダノンファスト
  • バレッティ
  • ヒストリーメイカー

■「6歳」が好成績

年齢は、最多の5勝を挙げ、連対数と3着内の回数が最多の「6歳」に注目です。性別は「牡馬」が中心で、「牝馬」は出走自体が少なく、3着内も3着が1回のみとなっています。所属は「美浦」が6勝を挙げていますが、連対数と3着内は「栗東」の方が多く、東西で極端な差はありません。

馬齢データ
馬齢 1着 2着 3着 4着以下
4歳 1 2 2 28
5歳 3 1 3 27
6歳 5 5 2 34
7歳 1 2 2 22
8歳以上 0 0 1 19
性別データ
性別 1着 2着 3着 4着以下
牡馬 10 10 9 124
牝馬 0 0 1 4
セン馬 0 0 0 2
所属データ
所属 1着 2着 3着 4着以下
美浦 6 3 3 54
栗東 4 7 6 74
地方 0 0 1 2

[該当馬] 6歳馬

  • オメガレインボー
  • ダノンスプレンダー
  • デュープロセス
  • デュアライズ
  • デルマルーヴル
  • ブルベアイリーデ
  • ワイドファラオ

■前走が「総武S」だった馬に注目

前走レースは、2勝を挙げ、連対数と3着内の回数が最多の「総武S」に注目です。前走着順は「6着以下」だった馬が6勝を挙げており、3着内も10頭と多く、うち7頭は前走で二桁着順に敗れていた馬でした。大敗馬も巻き返しが目立っており、前走好走馬の成績が良いというわけでもありませんので、前走の着順はそこまで気にしなくても良さそうです。

前走レースデータ
前走レース 1着 2着 3着 4着以下
総武ステークス 2 4 1 21
フェブラリーステークス 2 0 0 8
仁川ステークス 1 2 2 17
東京中日スポーツ杯武蔵野ステークス 1 0 1 3
東海テレビ杯東海ステークス 1 0 0 7
アルデバランステークス 1 0 0 7
平安ステークス 1 0 0 2
金蹄ステークス 1 0 0 1
みやこステークス 0 2 0 4
エルムステークス 0 1 0 0
前走クラスデータ
前走クラス 1着 2着 3着 4着以下
G1 2 0 1 14
G2 1 0 0 11
G3 2 3 1 17
リステッド/オープン 4 7 6 68
3勝クラス 1 0 2 19
新馬・未勝利 0 0 0 1
前走着順データ
前走着順 1着 2着 3着 4着以下
1着 2 2 3 29
2着 1 2 3 5
3着 1 1 0 7
4着 0 2 1 6
5着 0 2 0 6
6~9着 3 0 0 34
10着以下 3 1 3 43

[該当馬] 前走が総武Sだった馬

  • ダノンファスト(4着)
  • タイガーインディ(5着)
  • ヴィーダ(12着)
  • マイネルユキツバキ(14着)

■騎手はフラットな傾向

騎手は「石橋脩」が唯一最多の2勝を挙げていますが、今年は騎乗予定がありません。その他の騎手で2勝以上を挙げている騎手はおらず、特定の騎手が活躍している傾向はありません。騎手についてはフラットな目線で予想したいと思います

騎手データ
騎手 1着 2着 3着 4着以下
石橋脩 2 1 0 4
津村明秀 1 1 0 7
松岡正海 1 0 2 4
蛯名正義 1 0 1 5
後藤浩輝 1 0 1 0
丹内祐次 1 0 0 3
勝浦正樹 1 0 0 2
藤岡康太 1 0 0 1
幸英明 1 0 0 0
内田博幸 0 2 0 5