約1年前のちょうど今頃、松永幹夫厩舎のラニ(牡4)が米国3冠レースに挑戦し、ベルモントS(米G1、ベルモントパーク競馬場・ダ約2400m)で3着に入着したのはまだ記憶に新しい。
そのラニが、5月28日に東京競馬場で開催される目黒記念(G2、東京・芝2500m)に参戦することが明らかになった。今年はアラブで2戦し、6着→8着。帰国初戦のブリリアントS(OP、東京・ダ2100m)で4着に入着。
ここへ来ての芝への転身に驚きを隠せないファンも多いのではないだろうか?ただ、芝を走るのは2015年9月のデビュー戦(4着)以来となるが、久しぶりの芝で激走なんてこともこの馬ならありえそうだ。母は天皇賞秋の勝馬だし、距離が長いところを選択してきたのは良さそうである。芝に戻したら走るのでは?なんて密かに思っていたファンにとっては朗報だろう。
まだ4歳の個性的な馬。ここで活路を見出せたら今後のレース選択も広がるし、色々試すことで競馬の幅が広がる可能性は十分にある。