我で長期戦線離脱していた三冠牝馬のデアリングタクト(牝5、杉山晴紀厩舎)の実戦復帰のメドが立った。岡田スタッドグループの岡田牧雄代表が、5月15日に東京競馬場で行われるヴィクトリアマイル(G1、芝1600m)を復帰戦として予定していることを明らかにした。またその後順調ならは、6月26日に阪神競馬場で行われる宝塚記念(G1、芝2000m)へ向かう予定。
デアリングタクトは昨年4月に香港のシャティン競馬場で行われたクイーンエリザベス2世C(G1、芝2000m)・3着後に、帰国後の着地検疫中に右前脚にの繋靱帯(けいじんたい)炎を発症していることが判明。昨年5月の時点で「全治9カ月」の診断を受けており、当初から今年の4月頃の復帰を目標に治療を進めてきた。現在は滋賀県のチャンピオンヒルズで休養・調整中。