JRA桜花賞(2022)出走予定馬の予想オッズと過去10年のデータから傾向を分析!

今週のG1は桜の女王を決める一戦「桜花賞」です。上位人気同士で堅く決着したかと思えば、2008年や2015年のように1~3番人気がすべて圏外に飛ぶ波乱も珍しくなく、掴みどころがない一戦という印象もある桜花賞。果たしてどのような傾向があるのでしょうか。今回は過去10年間のデータをもとに桜花賞の傾向を探っていきたいと思います。

■「2番人気」が好成績

人気は「2番人気」が最多の5勝を挙げており、連対数と3着内の回数も最多です。連対率と複勝率はいずれも80%と高く、信頼度は「1番人気」よりも高くなっています。勝ち馬は「8番人気」まで幅広く出ておりますが、「10番人気以下」は3着が1回のみとなっており、大穴は連には全く絡んでいません。2013年と2015年は人気薄同士の決着で大きく荒れましたが、基本的には堅実な決着となる傾向にあります。

人気データ
人気 1着 2着 3着 4着以下
1番人気 1 3 1 5
2番人気 5 3 0 2
3番人気 1 1 3 5
4番人気 0 1 0 9
5番人気 1 0 1 8
6~9番人気 2 2 4 34
10番人気以下~ 0 0 1 87
オッズデータ
オッズ 1着 2着 3着 4着以下
1.0~1.9倍 1 1 1 2
2.0~2.9倍 0 0 0 3
3.0~3.9倍 3 2 0 0
4.0~4.9倍 2 2 0 0
5.0~6.9倍 1 0 1 3
7.0~9.9倍 0 1 2 9
10.0~14.9倍 1 2 0 12
15.0~19.9倍 1 0 1 5
20.0~29.9倍 0 2 1 11
30.0~49.9倍 1 0 3 14
50.0~99.9倍 0 0 1 31
100.0倍以上 0 0 0 58
馬単/3連単データ
馬単 3連単
2012 3,150円 24,020円
2013 9,350円 679,300円
2014 450円 2,540円
2015 17,370円 233,390円
2016 1,950円 20,330円
2017 45,330円 94,890円
2018 990円 3,780円
2019 5,700円 31,810円
2020 1,930円 47,760円
2021 1,280円 10,400円

予想オッズ

下記の予想オッズは登録馬の独自予想オッズになります。正式オッズは馬券発売後に随時公開されますので、必ず主催者発表のものと照合しご確認ください。

予想オッズ
人気 馬名 予想オッズ
1 ナミュール 2.8
2 サークルオブライフ 3.1
3 ウォーターナビレラ 7.2
4 ライラック 11.0
5 プレサージュリフト 14.3
6 ラブリイユアアイズ 17.6
7 ナムラクレア 20.5
8 スターズオンアース 25.4
9 ピンハイ 33.4
10 ベルクレスタ 36.8
11 アルーリングウェイ 39.3
12 フォラブリューテ 43.2
13 サブライムアンセム 51.0
14 アネゴハダ 58.9
15 クロスマジェスティ 74.1
16 ラズベリームース 85.2
17 パーソナルハイ 124.6
18 アリシアン 198.7
19 ビジン 214.5
20 グランスラムアスク 236.9
21 カフジテトラゴン 274.1
22 カランセ 303.4

■「外枠」&「差し・追い込み」が好成績

コースは阪神競馬場の芝1600mを使用。枠は「5枠」が最多の3勝を挙げており、3着内の回数も最多です。連対数は「7枠」と「8枠」が最多となっており、「1・2枠」はいずれも連対数1回のみとなっており、外目の枠が好走しています。

脚質は「先行」「差し」「追い込み」が3勝ずつを挙げており、連対数もほぼ同数です。先行馬も好走していますが、3着内に入った30頭中22頭が「差し」または「追い込み」の馬となっており、全体としては後方から進める馬が好走傾向にあります。

阪神の1600mは最初の直線も長くカーブも緩やかなため、ゆったりとした流れになることが多いです。また、最後の直線も約474mと長く、坂もあるため差しや追い込みが決まりやすい特徴があります。このようなコース形態も、差し・追い込みが決まりやすい要因の一つであると考えられます。

枠番データ
枠番 1着 2着 3着 4着以下
1枠 0 1 2 16
2枠 1 0 2 16
3枠 1 1 0 18
4枠 2 1 0 17
5枠 3 0 4 13
6枠 0 2 1 17
7枠 2 2 1 25
8枠 1 3 0 26
脚質データ
脚質 1着 2着 3着 4着以下
逃げ 1 0 1 8
先行 3 3 0 31
差し 3 3 8 66
追い込み 3 4 1 43
その他 0 0 0 2

■馬体重の増減が「-3~+3kg」だった馬に注目

馬体重の増減は、最多の5勝を挙げ、連対数と3着内の回数が最多の「-3~+3kg」に注目です。

馬体重増減データ
馬体重増減 1着 2着 3着 4着以下
-19~-10kg 1 0 1 16
-9~-4kg 4 4 2 48
-3~+3kg 5 4 7 73
+4~+9kg 0 2 0 12
+10~+19kg 0 0 0 1
今回減 7 5 6 95
同体重 2 2 4 20
今回増 1 3 0 35

■前走が「チューリップ賞」だった馬が中心

前走レースは、「チューリップ賞」が最多の5勝を挙げており、勝利数は断トツです。また、連対数と3着内の回数も最多となっており、好成績です。前走着順は、「1着」が最多の4勝を挙げており、連対数と3着内の回数も最多です。また、勝ち馬は10頭中9頭が前走で「3着以内」に入着していた馬となっており、勝ち馬は前走で3着以内に入着していた馬から選ぶのが良さそうです。

前走レースデータ
前走レース 1着 2着 3着 4着以下
チューリップ賞 5 7 6 29
阪神JF 1 2 0 2
報知杯フィリーズレビュー 1 0 2 50
エルフィンステークス 1 0 0 5
シンザン記念 1 0 0 1
朝日杯FS 1 0 0 1
デイリー杯クイーンカップ 0 1 1 16
フェアリーステークス 0 0 1 3
アネモネステークス 0 0 0 23
フラワーカップ 0 0 0 9
前走クラスデータ
前走クラス 1着 2着 3着 4着以下
G1 2 2 0 3
G2 1 3 4 62
G3 6 5 6 48
リステッド/オープン 1 0 0 35
1勝クラス 0 0 0 2
前走着順データ
前走着順 1着 2着 3着 4着以下
1着 4 4 4 48
2着 2 2 2 32
3着 3 2 1 15
4着 1 0 0 8
5着 0 0 0 7
6~9着 0 1 3 19
10着以下 0 1 0 20

[該当馬] 前走がチューリップ賞だった馬

  • ナミュール(1着)
  • ピンハイ(2着)
  • サークルオブライフ(3着)
  • ウォーターナビレラ(5着)

■騎手は「C.ルメール」に注目

騎手は「C.ルメール」と「岩田康誠」が2勝ずつを挙げていますが、今年は岩田騎手の騎乗予定がないため、騎乗予定があるルメール騎手に注目です。

騎手データ
騎手 1着 2着 3着 4着以下
C.ルメール 2 1 2 2
岩田康誠 2 0 1 6
池添謙一 1 2 0 4
M.デムーロ 1 1 0 7
川田将雅 1 0 1 8
松山弘平 1 0 0 5
吉田隼人 1 0 0 2
C.デムーロ 1 0 0 0
武豊 0 2 0 7
和田竜二 0 1 0 6

[該当馬] C.ルメール騎手の騎乗予定馬

  • フォラブリューテ